木島洋嗣氏(無・新) 関西州構想で活性化 候補者インタビュー⑦【兵庫県知事選】/兵庫
兵庫県知事選挙が10月31日告示し、立候補した7人が舌戦を繰り広げている。立候補者それぞれに出馬の動機や、告発文書問題に対する見解、斎藤県政への評価などを聞いた。(届け出順に毎日2-1人ずつ掲載。全候補者インタビューは関連記事から) 木島洋嗣氏(無・新) ―出馬の動機は 斎藤前知事の路線は評価しているが、出馬を予定している人の発言から路線を引き継ぐ人がいないと感じた。また今回は、斎藤前知事は出馬すべきでないと考えるため、自身の出馬を決めた。 ―告発文書問題について見解は 第三者委員会が調査すべきで、前副知事らが直接調査したことは問題があり、慎重であるべきだった。コミュニケーションに課題があったと思うが、私は中小企業を経営していたので、社員とのコミュニケーションは当たり前。企業での当たり前を行えば全て解決する。 ―斎藤県政をどう評価する 県立大の無償化や県庁の建て替えをいったん停止して考えるなど賛成することが多く、基本的に路線を引き継ぎたい。 ―関西州や播磨・丹波・但馬・淡路での4大市構想を掲げた 兵庫と大阪を合併する関西州構想は、実現すれば東京に並ぶ経済圏ができ、一極集中を是正できる。4大市はそれぞれの地域の特性や課題に合った行政運営をすべきという考え。権限と財源を県から市に移し、それを受けられる規模の自治体にまとまってもらうために4大市への合併を促していくもの。このくらいインパクトのあることこそ兵庫大阪を活性化できると考える。