歌手の小林幸子さん（70）が2日、『小林幸子60周年記念公演 in 新橋演舞場～ラスボスのキセキ～』を開催。昼公演後に報道陣の取材に応じ、これまでの歌手生活を振り返りました。 【画像】小林幸子 70歳　ギャル界のラスボス“さちぴ☆”に変身　「ネットのみなさんにお会いできて感謝」 1964年、10歳の時に『ウソツキ鴎（かもめ）』でデビューした小林さん。「みなさんに応援していただいて60年、自分でもびっくりしますけど、たちました。ありがとうございます」とコメント。 “振り返ると、どんな60年だったのか”と聞かれると「（デビューした1964年は）東京オリンピックがあった年なんです。だから、歌手になってから2回東京オリンピックを経験したっていうのが、60年の流れかな」と明かしました。

衣装について話す小林幸子さん

今回、黒とゴールドのドレスに、頭には大きな金の羽のようなものがついたゴージャスなかぶりもので登場した小林さん。報道陣から「オリンピックイヤーにふさわしい衣装ですね」と語りかけられると「金メダル（みたい）？」と返し、報道陣を笑いに包みました。すると、小林さんは「楽しく今みたいに。瞬間に“あはー！”って笑ってもらって。こんなに幸せなことないですよ。“もしも世界で何か悲しいことがあったら私を呼んでよ！”ってふうに言える歌手でありたい」と語りました。 続けて、これまでの活動を振り返り「決して順風満帆ではございませんでした。本当に大変な時期もありましたけど、最後根っこにあるものは（歌が）好きだということ。何かあっても、やっぱり歌が好きだとブレないってことが、どんなことがあっても払拭できたと思ってます」と明かすと、最後に「人生そんなに簡単にいくわけないですけど、歌が好きでよかったって思っています」と笑顔をみせました。