柄本佑「一生に一度」の写真集発売へ 撮影は森山大道&荒木経惟「まさに一生に一度の現場でした」
俳優の柄本佑(37)が完全受注生産により〝一生に一度〟の写真集「1(いち)」(講談社)を発売する。著名写真家の森山大道(86)、荒木経惟(84)が撮影を担当。2日から予約を受け付け、柄本による直筆生サイン、シリアルナンバーを入れた書籍は、来年2月末頃に発送が行われる。 【写真】森山大道が撮影した写真集の書影 NHK大河ドラマ「光る君へ」では、藤原道長役を演じる俳優・柄本佑。本人が「写真集は俳優人生でもうこれ一冊なんじゃないかな」と語った、一生に一度、唯一無二の特別プロジェクト「1(いち)」が発表された。 2022年末頃より始動し、ドラマや映画撮影の合間を縫ってじっくりと取り組んできた。柄本佑の希望で、海外での評価も高い写真家・森山大道と荒木経惟による特別撮り下ろしが敢行され、衣装は自ら準備、撮影場所などについてもこだわったという。憧れ続けた両名との、緊張感と幸福感凄まじい撮影現場。「とにかく、僕というよりも大道さんと荒木さんの写真の素晴らしさをじっくり見てほしい」と語った。 写真家両名へのリスペクトを込めて、敢えて綴じない出版物にチャレンジした。写真を高品質の厚紙に印刷し、ボックスに収納。本棚に収めるだけでなく、飾ったり、一枚一枚眺めたり、組み合わせて額に入れたり、手に取った方々独自の楽しみ方をしてほしいとの思いを込めた。また、今写真集の発売を記念し、初のファン感謝会を開催。講談社のオンライン販売サイトwith STORE購入者限定招待(12月21日開催=先着100人、来年1月19日開催=抽選200人)となっている。 価格は税込1万6500円。ボックス入り(表紙:森山大道撮影)、写真カード32枚(森山大道撮影16枚、荒木経惟撮影16枚)、撮影&プライベート秘話「私的マガジン」(柄本佑のアートワーク(落書きイラスト)や自身が撮った私物写真)、柄本佑の直筆生サイン&シリアルナンバー入りが収められる。 ◆柄本佑のコメント ずっと憧れ続けてきた森山大道さんと荒木経惟さんに、撮っていただきました。このお二方と名前を並べるなんて大変烏滸がましいのですが、やっと、長い制作期間を経て皆さんに近々手に取っていただけることをうれしく思います。 大道さんと荒木さんの2005年の共著『森山・新宿・荒木』は僕の大好きな作品で、今回大道さんには念願の新宿での撮影をお願いしました。荒木さんには、母から譲り受けたコートを着たり、ちょっと面白いシチュエーションでの撮影にオッケーいただき、スタジオでじっくり撮っていただきました。それぞれ本当に最高の時間となり、撮影日の夜は飲まずには寝られないくらいの興奮状態!まさに一生に一度の現場でした。約1名、僕の家族も現場にゲリラ参加してちょこっと登場しています。 おまけ的なコンテンツにはなりますが、初めてのフォトブックということでちょっとした僕の日常の話も、皆さんの隙間時間に読んでもらえたらと。そちらは、なんだかんだで60Pくらいの、あくまでおまけなので海外のフリーペーパーのような作りにしてもらいました。いや~本作りって難しい!紙質とか重さとか、気になることがたくさん。でも楽しかったです。 写真集って、ノド側がパッと開かないのが個人的に悩ましいと思っていたんです。写真も歪んでしまう。それはそれで写真集の楽しみ方なのかもしれないですが、100%堪能できない気がして、今回、思いきって綴じないことにしました。せっかくの素晴らしい写真家の作品を本棚にずっとしまったままなんて勿体無いですし、 個人的には飾ったりもしたい。そんな思いを形にしていただきました。 ぜひ皆さんにはお気に入りのカットを見つけて、思い思いに楽しんでもらいたいです。 (よろず~ニュース編集部)
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