ソン・ジェリムさんの遺作「暴落」2025年1月に韓国で公開…主人公の青年を熱演
ソン・ジェリムさんの遺作「暴落:事業に失敗した男」が韓国で来年1月に公開される。 韓国で2025年1月の公開を予告した映画「暴落:事業に失敗した男」(監督:ヒョン・ヘリ)は、ルナコイン(仮想通貨)暴落事件を取り扱った作品で、当初のタイトルは「事業に6回失敗した男」だった。青年、女性、障がい者加算などを悪用し、青年起業支援金を不正受給した後、故意に倒産、廃業を転々とした、偶然仮想通貨サービスの投資を受け、取り返しのつかない選択をすることになる青年たちの物語を描いた作品だ。 ソン・ジェリムさんは青年起業支援金を受給し、故意の不渡りと廃業を繰り返す主人公ヤン・ドヒョンを演じた。彼の他にも、アン・ウヨン、ミン・ソンウク、ソ・ヒジョン、チャ・ジョンウォンなどが出演した。 元MBN制作本部時事教養局プロデューサー出身のヒョン・ヘリ監督が演出を手掛け、話題を集めた同作は、当初韓国で今年の上半期に公開される予定だった。公開の時期が決まらず月日が流れ、主演俳優がこの世を去ってから観客に披露されることになった。 ソン・ジェリムさんは2009年に映画「女優たち」でデビューし、MBCドラマ「太陽を抱く月」「TWO WEEKS」、KBS 2TV「感激時代~闘神の誕生」、tvN「インヨ姫」、SBS「パーフェクトカップル ~恋は試行錯誤~」「秘密の女たち」、JTBC「とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~」、TVINGオリジナルシリーズ「于氏王后」など人気作に出演。 映画「ザ・スノッブ」「夜叉 -容赦なき工作戦-」「薄氷の告発」などで熱演を繰り広げ、MBC「私たち結婚しました」など、バラエティでも活躍した。 韓国では、出演していた舞台「ベルサイユの薔薇」が10月13日に幕を下ろしたばかりだった。
ペ・ヒョジュ