「大奥」第7話より

小芝風花が主演を務める木曜劇場「大奥」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第7話が、2月29日(木)に放送される。フジテレビ系「大奥」シリーズが、連続ドラマとしては約20年ぶりに復活。本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図＝大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの戦いを描く。 【写真】小芝風花“倫子”＆亀梨和也“家治”、新たな命が宿ったことを喜ぶ幸せそうな二人 ■女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋が切られる 時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびている。 そんな中、倫子(小芝)は第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた。 小芝、亀梨の他、倫子を誠心誠意支える付き人・お品役に西野七瀬、家治の側室・お知保役に森川葵、徳川将軍家の血を引く家治のいとこ・松平定信役に宮舘涼太が配役。 また、大奥の女性たちを束ねる重役・大奥総取締役である松島の局を演じる栗山千明、破竹の勢いで出世を果たした側用人・老中の田沼意次を演じる安田顕が物語を彩る。 ■「大奥」第7話あらすじ 第7話では―― 倫子(小芝風花)に長らく子ができなかったのは、お梅(小南満佑子)がすり替えていたお香が原因ではないかとお品(西野七瀬)が告げる。そのお香には、子をできにくくする薬草が使われていたという。命じた者を探ろうにも、肝心のお梅が姿を消してしまう。なんと、お梅を動かしていたのは定信(宮舘涼太)だったのだ。 倫子が倒れた件について、家治(亀梨和也)は「誰の仕業か調べはついたのか」と田沼(安田顕)に問いかける。田沼は松島(栗山千明)ではないかと注進するも、家治は応じない。それは、お知保(森川葵)を側室に進めたのは松島と田沼だったからで、家治は自らこの件を調べると言い放つ。 家治の子である竹千代の教育係となり大奥、さらには幕政を専横せんとする松島から裏切られた田沼は、高岳(田中道子)一派に接近。田沼の新たな企みは、倫子やお品を巻き込み、予期せぬ方向に進もうとしていた。 そんなある日、倫子は料理の味が変わったのではないかと口にする。すると、お品は倫子の料理を全てこしらえていた貞之助(小関裕太)が長らくお休みを取られているようだと返す。お品は、真面目な貞之助が倫子に与えられた役目を投げ出すわけがないと心配する。 ――という物語が描かれる。 ■予告動画に反響続々「亀梨くんのまっすぐな眼差しが上様の心を映し出しているようで素敵」 公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「私が、お子を…!?」と新たな命が宿ったことに驚く倫子の姿からスタート。家治も喜び、優しい笑顔を浮かべながら「ただただうれしい…！早くこの子に会いたいな」と倫子に告げている。 しかし、そんな幸せなシーンもつかの間、松島による粛清が始まる。松島はお品に何かを手渡し、「一服すれば、お子が流れます」と恐ろしい言葉を口にしている。 そんな中、お品と貞之助の“恋の代償”も。牢のような場所で力なく横たわる貞之助を発見し、「貞之助さま!?」と驚くお品。さらに、お品が家治の側室になるよう命じられ、家治と夜を過ごすシーンが描かれている。 それを知った倫子は、泣きそうな表情で「うそであろう…!?お品！」と迫っている。 第7話放送を前に、SNS上では「倫子様ご懐妊おめでとうございます！」「亀梨くんのまっすぐな眼差しが上様の心を映し出しているようで素敵」「倫子と家治が幸せそうでうれしいです」「どうか無事に生まれますように！」「お品～…まだまだ波乱がありそう」「お品が側室って…本当に残酷なことするな」などの声が上がり、話題となっている。