小6女児自殺の原因特定できず 複数のいじめは認定、東京・町田
2020年11月、東京都町田市立小6年の女児=当時(12)=がいじめを訴える遺書を残して自殺した問題で、町田市は21日、複数のいじめがあったことを認定した上で、自殺の原因を特定できないと結論付けた市の第三者委員会による報告書を公表した。 【グラフ】10~18歳対象、国や社会に優先して求めることは?「いじめのない社会」が2位
市によると、第三者委は女児の友人同士がチャットで「本当にうざいよね」「死んでほしい」とやりとりしたことや、悪ふざけで友人関係を解消すると通告したことなどをいじめと認定した。 その上で「重大事態の原因は複合的。(学校での人間関係だけが)原因とは特定できない」として、いじめと自殺の因果関係については不明とした。