『パラノーマル・アクティビティ』まさかのゲーム版が開発中。エンバーミングをモチーフにした高評価ホラーゲーム『The Mortuary Assistant』のデベロッパーが開発
パブリッシャーのDreadXPは2月27日、ファウンドフッテージ風の人気ホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』を原作とする新作のホラーゲームを発表した。 映画『パラノーマル・アクティビティ』は『ゲット・アウト』や映画版『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』を手掛けたブラムハウス プロダクションズにおける最初のヒット作だ。低予算で撮影された作品でありながら爆発的なヒットを記録し、第1作目以降はシリーズ作品も展開されている。 シリーズでは「登場人物たちが自ら撮影した映像」がさまざまな理由から第三者の手に渡り、その映像を鑑賞者たちが視聴するという“設定”に基づく「ファウンドフッテージ」形式を採用している。 作品の冒頭では「ドアが勝手に締まる」ような怪奇現象が描かれるものの、登場人物たちが現象を追求していくことで、次第に怪奇現象が激化していく構成が印象的だ。 このたび発表されたゲーム版『パラノーマル・アクティビティ』は、開発を 独立系デベロッパーのDarkStone Digitalが担当する。DarkStone Digitalはこれまでに誘拐された主人公の脱出を描く『Our Secret Below』や死体の防腐処理をモチーフにしたホラーゲーム『The Mortuary Assistant』といった作品をリリースしている。 『The Mortuary Assistant』はSteamストアにて4883件のレビュー中92%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得する人気作だ。こういった評価やキャリアから、ホラーゲームを制作するDarkStone Digitalの高いポテンシャルが伺えるだろう。 海外メディア・Varietyの報道によると、作中には「プレイヤーの行動によって恐怖の種類や強度が変化する」Haunt Systemと呼ばれる仕様が実装されるという。 興味がある読者はDreadXPやDarkStone Digitalの公式X(旧Twitter)アカウントをチェックして続報を待とう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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