中部電、地震待機体制発令 浜岡原発で300人警戒
中部電力は8日、南海トラフ地震の「臨時情報」を受けて地震待機体制を発令した。本店に連絡所を設けて24時間連絡を取れる体制を整えた。「巨大地震注意」が出たことで、解除されるまで継続する方針だ。 運転停止中の浜岡原発(静岡県御前崎市)では一時、緊急対応要員として約300人が警戒。設備の巡視や危険物施設の点検などに当たった。 トヨタ自動車は、現時点で工場を通常通り稼働する方針だ。従業員や仕入れ先、販売店などの「関係の方々の安全を最優先に対応を進める」とした。