従業員が手首骨折も報告せず 産廃業者が「労災かくし」か 福山労基署が会社と社長を書類送検 広島・福山
福山労働基準監督署は26日、広島県福山市駅家町の産業廃棄物処理業者と男性社長(72)を労働安全衛生法違反(労災かくし)の疑いで広島地検福山支部に書類送検したと発表しました。 福山労基署によりますと、23年6月8日、この業者の処理施設内で、ドラグシャベルを操作していた40代の男性従業員が、運転席から外へ出ようとした際、足をすべらし転落。男性は3ヶ月の休業を要する右手首の骨折を負ったということです。 4日以上休む場合は、労基署へ報告する必要がありますが、それを怠ったため、いわゆる「労災かくし」の疑いが持たれています。福山労基署は認否については、明らかにしていません。 23年9月、福山労基署に情報提供があり発覚したということです。
中国放送
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