JR新大村駅前に新たな商業施設「ゆめマート新大村」が誕生し、早速、多くの買い物客でにぎわっています。 大村市植松3丁目にオープンした商業施設「ゆめマート新大村」 システム障害の影響で当初の予定より1カ月半ほど遅れての開業となり、待ちわびた市民などが早速、買い物を楽しんでいました。 買い物客 「チラシを見ていて野菜とか安いなと思ってきょう来ました」 買い物客 「お魚がいいかなと思って、お魚が新鮮かなと思って来た」 イズミとしては長崎市の「ゆめタウン夢彩都」に続く県内2つ目の店舗です。 面積は約2190平方メートルで、生鮮食品や惣菜をはじめ、日用品も多く取り揃えています。 ゆめマート新大村 竹下和弘 店長 「地域の商品を私が2023年3月に来てから（地元の店に）直接お伺いして、たくさん導入しております」「地域の方たちになくてはならないお店にしていきたいと思っています」 KTN記者 「食料品はもちろん充実しているんですが、こちらには地元・大村、そして県内各地のお土産が揃っています。これまでJR新大村駅には土産物売り場がなかったので、駅を利用する地元の方、そして旅行客にとってもとっても助かりますね」 店の外には県内の店舗で初めてペットボトルやアルミ缶の「自動回収機」も設置されました。 回収機にペットボトルを入れると・・・。 ティーエムエルデ 営業部 西田尚真さん 「ここが潰す機械のコンパクターっていわれるところ。ここで潰して中にぽとっと落ちます」「きざみをつけることで、ぺっちゃんこの状態にしています」 客はこの回収機でリサイクルに出すと、アプリで買い物に使えるポイントを貯めることができます。 新大村駅周辺の利便性が高まる一方、市民からは交通渋滞などを懸念する声も聞かれます。 買い物客 「駐車場が混むときもあるんですけど、この辺。平日は大丈夫かな」 ゆめマートの駐車場は約100台で、大型連休にかけては混雑が予想されるため、市は公園を整備する予定の空き地を臨時駐車場として貸し出しています。 大村市都市整備部新幹線まちづくり課 三根淳一郎 課長 「今年の秋にマンションが完成しますので、完成したあとに周辺の状況を確認しながら交通渋滞対策も考えていきたいと思っています」 市は秋から冬にかけて交通量の調査を行い、必要な対策を検討する方針です。