星来芽依が新ルールで鹿島沙希を退け、ハイスピード王座V4!「鹿島沙希というトラウマを克服できた気がする」
鹿島「チャンピオンから1本取ったんだから、チャンピオンにさせてよ…」
女子プロレス団体スターダムが1月13日、東京・後楽園ホールで「NEW YEAR STARS 2025 in KORAKUEN」を開催。星来芽依が鹿島沙希を退け、ハイスピード王座4度目の防衛に成功した。 【動画】試合後、敗れた鹿島沙希が王者・星来芽依にまさかの嘆願 同王座戦は今回のタイトル戦より新ルール適用となり、10分3本勝負で場外カウントは10(変更なし)。時間切れで同点の場合、王者が防衛。その他は通常のプロレスルールが採用される。試合時間がこれまでの15分から10分に短くなり、選手にとってはよりスピードアップした戦いが求められることになりそうだ。 省エネ殺法を得意とする鹿島は盛んに丸めこうとするも、かわした星来が流れ星で固めて35秒で1本目を先取。2本目は腕十字、アッパー、ハイキックと果敢に攻め立てた鹿島が超激アツを決めて、1-1のイーブンに。3本目も鹿島が丸め込みを図るも、星来がソバット、ドロップキックからさよなら✌︎をさく裂させて3カウントを奪取。2-1で堂々のV4を果たした。 星来は前回、同王者だった際の昨年4月に鹿島に敗れて王座から陥落した苦い思い出があり、「今日で鹿島沙希というトラウマを克服できた気がする」とマイク。鹿島が「チャンピオンから1本取ったんだから、チャンピオンにさせてよ…」と泣きを入れる。星来が「じゃあ近々またこのベルトかけて試合しよう」と言って握手を交わすも、鹿島は「ハイスピードのタイトルマッチはしばらくいいや」と返してしまった。 鹿島が退場すると、星来は「いろんな選手、ハイスピードじゃない選手も、このルールだといい試合できるんじゃないかなと思ってるんで。芽依に期待しててください」と締めくくった。 「NEW YEAR STARS 2025 in KORAKUEN」 2025年1月13日(月・祝) 東京・後楽園ホール <試合結果> ▼ハイスピード選手権試合 《王者》○星来芽依(合計5分8秒、2-1)《挑戦者》●鹿島沙希 1本目:星来芽依(0分35秒、流れ星) 2本目:鹿島沙希(3分10秒、超激アツ→体固め) 3本目:星来芽依(1分23秒、さよなら✌︎→エビ固め) ※星来芽依が4度目の防衛に成功 <文:ミカエル・コバタ>
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