家計簿をつけても節約できないのは普通ですよね…? 継続する方法がわかりません。
家計簿をつけると、日々のお金の流れを把握しやすくなります。しかし、ただ記録するだけでは、お金の使い道を見直したり、無駄遣いを減らしたりと節約には結び付きません。家計簿をつけることの目的は、実際の行動へとつなげることにあります。
まずは家計簿を見える化すること
家計簿を活用するための第一歩は「見える化」することです。支出をカテゴリーごとに分け、どこにどれだけお金が流れているのかを把握しましょう。それを基に、不要な出費を削減するための計画を立てる必要があります。例えば外食が多すぎるとわかれば、自炊に切り替えるなどの方法が考えられます。 このようにカテゴリごとに考えると対策を思いつきやすく、工夫する楽しさも感じられるでしょう。
固定費をどう節約するか?
一番大きな効果があがるのが「固定費」を見直すことです。固定費とは、毎月変わらない出費のことで、家賃や保険料などがこれにあたります。固定費を見直すだけでも、月の出費を大きく減らすことができます。 例えば、週に1回のまとめ買いや割引利用をしたり、外食を控えて自炊の頻度を上げたりして「食費の節約」をする、LED電球への交換や節水シャワーヘッドの使用、冬は厚着をして暖房の使用を控えるなどの「光熱費の削減」、通勤・通学に公共交通機関を利用する際は、定期券や回数券を購入して「交通費の節約」をするなど。 また定期的に使用していないサブスクリプションサービスを解約するなど、ちょっとしたことでも年間で見ると大きな節約になります。
なぜ家計簿は三日坊主になる?
家計簿を始めてみたけれどいつの間にか止めていた……という方も多いのではないでしょうか。以下によくある理由を示しておきます。 ■目標・目的の不明確さ 家計簿をつける目的が明確でない、または具体的な金額が設定されていない場合、モチベーションが続かないことが多いです。 ■記録方法が複雑 家計簿の記録方法を細かく分類しすぎ複雑になっていると、次第に面倒になます。まずはシンプルにはじめることが大事です。 ■習慣化できていない 日常生活の一部として家計簿をつける習慣が身についていない。