阪神大賞典に出走予定のテーオーロイヤル(撮影：下野雄規)

　3月17日(日)は中山・阪神・中京の3場開催。17日の天気は中山が曇り時々晴れ、阪神が曇り時々雨、中京が曇り時々晴れの予報となっている。 【写真】テーオーロイヤルのこれまでの軌跡 ■スプリングSはシックスペンスの無傷3連勝なるか 　中山11Rは芝1800mのスプリングS(GII)。シックスペンスは初戦から12キロ馬体重が増えて臨んだひいらぎ賞で、好位から押し切って無傷2連勝。器は大きく、3連勝での重賞制覇となるか注目が集まる。対するはシンザン記念3着、きさらぎ賞2着のウォーターリヒト、前走惨敗もデビュー2連勝の内容を見直したいジュンゴールドなど。 ■阪神大賞典は初参戦のテーオーロイヤルに注目 　阪神11Rは芝3000mの阪神大賞典(GII)。テーオーロイヤルは骨折明け3戦目のダイヤモンドSを制して同レース2勝目。スタミナ豊富で、スピードもありこのレースには向いていそうだ。意外にも初参戦だが、天皇賞(春)へ向けて弾みを付けたいところだ。対するは心房細動明けの前走・日経新春杯を勝ったブローザホーン、このレースを2勝しているディープボンドなど。 ■千葉Sでクロジシジョーが3連勝を狙う 　中山10Rはダート1200mの千葉S(OP)。クロジシジョーはオープンを2連勝。ここはハンデ戦で斤量が重くなるが、安定した末脚で3連勝を狙う。対するは条件戦を連勝してここへ臨むオメガシンフォニー、カペラS2着でコース相性の良いチェイスザドリームなど。 ■鳴門Sでロードアウォードなどがオープン入りを狙う 　阪神10Rはダート1400mの鳴門S(3勝)。前走で連勝は途切れたが現級通用の力を見せたロードアウォード、前走が勝ち馬から0.1秒差2着のエルゲルージ、前走5着も勝ち馬から0.2秒差のガラパゴスなどがオープン入りを狙う。 ■スピカSはココクレーターの良馬場での更なるパフォーマンスに注目 　中山9Rは芝1800mのスピカS(3勝)。ココクレーターは前走が不良馬場での勝利だったが、決め手があるタイプで良馬場の方が向いている。パンパンの良馬場でやれそうなここは昇級戦でも突破が可能。対するは同じく2勝クラスを勝ち上がったシンティレーション、前走が1番人気4着のディオスバリエンテなど。23年中山GJの覇者イロゴトシもここで復帰する。 ■フローラルウォーク賞に好メンバーが揃う 　中京9Rは芝1600mのフローラルウォーク賞(3歳・1勝)。チューリップ賞5着のエポックヴィーナス、朝日杯FSで5着のタガノデュード、良血馬サロニコスなどが出走する。 ■藤岡佑介騎手のバースデー 　17日は藤岡佑介騎手の38歳のバースデー。本日は中京競馬場で、メインのホウオウルーレットなど9鞍に騎乗する。 ■地方競馬では帯広のばんえい記念 　地方競馬では帯広競馬場でばんえい記念が行われる。発走は17時15分。