ディーン・フジオカ&岡田将生、アジア全域版アカデミー賞でアンバサダーに就任
2025年3月16日に香港で開催予定のアジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード」(AFA)で、ディーン・フジオカがAFAアンバサダーに就任。岡田将生さんが、オークベープ・チュティモン(タイ)、リン・ボーホン(台湾)、ロー・ジャンイップ(香港)とともにユース・アンバサダーを務めることがわかった。 5人の俳優は、多様性に富んだアジア各地域から集い、それぞれ独自の文化、キャリア、演技スタイルを持ち、本年のAFAのテーマ「Empowering Ideas Together」を体現。アンバサダーとして、AFAの授賞式や関連イベントに参加し、映画ファンと交流しながら、アジア映画の多様で豊かな文化の魅力を発信する。 AFAアンバサダーに就任したフジオカは、香港でモデルとして活動を始め、映画「八月の物語」の主演に抜擢され、俳優デビュー。その後台湾に拠点を移し、数々のドラマ、映画、テレビなどに出演し、アジア全域で早くから注目を集めた。11年から日本でも活動を開始し、NHK連続テレビ小説「あさが来た」での演技が高く評価され、多くの賞を受賞。俳優業にとどまらず、音楽活動でもその多才ぶりを発揮し、ソロアルバムをリリースし、映画やテレビのテーマソングを手掛けるなど、ジャンルを問わず幅広く、またグローバルに活躍している。 岡田は、2006年のデビュー以降、数多くのテレビや映画の作品に出演。初主演映画「ホノカアボーイ」では日本アカデミー賞を含む国内映画賞の新人賞を多数受賞したほか、翌10年には「告白」「悪人」の際立った演技で対照的なキャラクターを見事に演じ分け、強い印象を残した。その後もアジア全域で人気の高いテレビドラマシリーズ「リーガル・ハイ」や「ゆとりですがなにか」など多くの作品に出演。第36回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門では「ゴールド・ボーイ」がワールド・プレミア上映されたほか、第16回のAFA最優秀作品賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)でも助演男優賞にノミネートされた。 この他、ユース・アンバサダーには、日本でも人気を集めた「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」に主演し、第12回AFAにて新人俳優賞を受賞したオークベープ・チュティモン、「六弄珈琲館(At Cafe 6)」で台湾・金馬奨の助演男優賞を受賞しているリン・ボーホン、そして第36回TIFF ワールド・フォーカス部門で上映された「年少日記 Time Still Turns the Pages」に出演し、香港電影金像奨の主演男優賞にノミネートされたロー・ジャンイップなど、活躍が注目される俳優が集っている。 第18回AFAのノミネート作品、審査委員長、日程と会場については、1月10日の記者会見にて発表。コメントは、以下の通り。 【ディーン・フジオカ】 この度、第18回アジア・フィルム・アワードのアンバサダーを務めさせていただけることになり、大変光栄です。香港は、私が俳優としてデビューし、キャリアをスタートさせた場所です。皆さんと一緒にアジアの映画を盛り上げていけたらと思います。 【岡田将生】 この度、第18回アジア・フィルム・アワードのユース・アンバサダーに選んで頂き、とても光栄に思っております。多くの映画関係者の方々が携わるこのアジア・フィルム・アワードに参加できることが出来て、嬉しい気持ちでいっぱいです。