ことし秋の平均気温が観測史上最高に 冬の気温はほぼ平年並の予想
猛暑の夏に続いて今年の愛媛県の秋は、観測史上最も高い平均気温となったことがわかりました。 松山地方気象台によりますと、9月~11月にかけての県内の平均気温は、松山では平年より2.4℃高い21.5℃。宇和島では平年より2.5℃高い21.8℃となり、両地点ともに今年の6月~8月の夏に続いて、統計開始以降最も気温が高くなりました。 3か月を通じて暖かい空気に覆われ、11月も寒気の影響を受けにくかったことが要因とみられます。 ただ今年の冬はラニーニャ現象の影響で、日本付近に寒気が流れ込みやすく冬型の気圧配置が強まる時期がある見込みで、12月から2月にかけての気温はほぼ平年並みになると予想されています。 県内はあす以降、上空にこの時期らしい寒気が流れこみ、週末には年末並みの寒さとなる見込みで体調の管理などに注意が必要です。