【尼崎ボート 26日開幕G3サッポロビールカップ】SG2Vの貫禄 笠原亮 シリーズけん引
ボートレース尼崎の「G3サッポロビールカップ」は、あす26日から12月1日まで開催される。 初日12Rドリーム戦には深井利寿(50=滋賀)、笠原亮(44=静岡)、尾嶋一広(37=兵庫)、今泉友吾(34=東京)、吉田凌太朗(31=愛知)、福島勇樹(45=東京)を選出(枠番は前検日に決定)。G1は5V、SG2Vの笠原が記念級の走りでシリーズをけん引する。 笠原は今年4度のVをマークしており、3月23日に尼崎でも優勝している。当地では7優出2Vの実績がある。深井は今年9月のびわこ72周年記念で自身12年ぶりのG1優勝を達成した。尼崎では3優出歴があり2022年3月に優勝している。 地元勢では尾嶋、長岡良也(40=兵庫)のA1勢にV争いの期待がかかる。尾嶋は尼崎13優出3V、長岡は8優出歴があるが、地元Vはまだない。谷野錬志(40=静岡)は今回のメンバーで勝率トップ、今年14優出4Vと好況だったが、11月に入って2節連続でF。早くも今期F2の足かせが重い。吉田は今年3V、前節のびわこではオール3連対Vと勢いに乗って参戦。尼崎は2節連続優出中で前回の7月当地では1枠で優出したが3着。リベンジに注目したい。 原田篤志(45=山口)、福島はともに尼崎で1V。原田は17年12月、福島は09年6月に当地で優勝歴がある。片橋幸貴(36=滋賀)は今年7月のG2江戸川MB大賞で特別戦初Vを達成している。20年2月の宮島中国地区選手権を制した村松修二(33=広島)は、ここ数年はVラッシュから遠ざかっているが今年2月に若松で優勝。尼崎は1優出で、G1、SGの出走歴もある。22年2月の桐生関東地区選手権でG1ホルダーとなった今泉は今年5V。キャリアハイの年間優勝回数だ。