市が豪州ニ市への短期留学支援 7~8月の派遣高校生を募集【宇部】
宇部市は、新たに創設した市内高校生を対象にした短期留学支援制度によって、姉妹都市の豪州ニューカッスル市に生徒10~13人を派遣する。期間は7月27日~8月11日で、1人当たり45万円を助成する。 昨年11月に行政訪問団がニ市を訪れた際、篠﨑圭二市長とニューカッスル大の副学長が青少年や学術の交流推進について協議。同大が高校生の受け入れに合意した。語学の向上はもちろん、異なる文化や価値観に触れる機会を提供し、子どもたちの将来の可能性を広げることが目的。 派遣先は同大ランゲージセンターで、英語学習、観光・文化体験、ホームステイに取り組む。自己負担額は20~25万円程度になる。 応募は市内在住で、市に住民登録があることが条件。在籍する高校の校長から推薦を受け、帰国後は市の国際交流事業に協力できる生徒が対象となる。 市内の高校に通う生徒は、各校1、2人を上限に募集し、校内選抜を実施。市外の高校からは1人を募り、応募が2人以上の場合は抽選となる。 応募者が10人に満たない場合は、足りない人数を追加で募集し、それで定員を超えた場合は抽選で派遣生徒を決める。追加募集して10人に満たなくても事業は実施する。 申し込み、問い合わせは観光交流課(電話34-8136)へ。