【奈良県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 山桜が奇峯を彩る圧巻の光景
◆大和郡山お城まつり
「続日本100名城」や「日本さくら名所100選」に認定され、「国史跡」にも指定されている史跡郡山城跡。毎年桜の季節になると、史跡郡山城跡および城下町では「大和郡山お城まつり」が開催される。 満開の桜が城跡を包み込む様子は趣たっぷり。時代行列や白狐渡御、金魚品評会といった多彩なイベントが行われ、毎年多くの人々で賑わう。 開催期間:3月下旬~4月上旬 大和郡山お城まつり(やまとこおりやまおしろまつり) 開催地 奈良県大和郡山市城内町
◆岡寺の天竺牡丹(ダリア)
岡寺は、明日香村の東にある岡山の中腹に位置し、日本で最初の厄除け霊場として知られる、663年に義淵僧正によって創建された古刹。古称は龍蓋寺という。 季節ごとに花を楽しめるが、ゴールデンウイークから6月にかけての天竺牡丹(ダリア)のシーズンは特におすすめ。 手水舎や池に色とりどりの天竺牡丹(ダリア)が浮かべられ、境内中が華やぎをみせる。 岡寺の天竺牡丹(ダリア) (おかでらのてんじくぼたん ダリア) 所在地 奈良県高市郡明日香村岡806
◆葛城山
標高959メートルの葛城山は、秋になると、辺り一帯が金色の大海原に変わるススキの名所。 春はツツジが見頃で、4月下旬~5月中頃(例年)は、山が群生するツツジに覆われ、燃えるような赤に染まる。 「一目百万本」といわれる絶景を、大阪平野が見渡せる360度の大パノラマで堪能できるのが魅力だ。 葛城山(かつらぎさん) 所在地 奈良県御所市櫛羅
◆金峯山寺
役小角を開祖とする修験道のお寺、金峯山寺。吉野山の中腹にあり、春には山一帯が桜に包まれ、美しい風景が広がる。 毎年春と秋に秘仏の蔵王権現が特別公開され、期間中は御前に設けられた発露の間(ほつろのま)で、間近から参拝できる。 金峯山寺(きんぷせんじ) 所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
◆壷阪寺の大雛曼荼羅
高取町にある眼病封じで有名なお寺、壷阪寺。 毎年3月には本尊の十一面千手観音を囲むようにひな人形が展示される。本堂(礼堂)と大講堂の2会場で開催され、2024年は過去最大となる約4,000体のひな人形が祀られる。 また春は桜やヤマブキが見頃を迎え、高さ約15mの壷阪大仏が美しい花に包まれる。 大雛曼荼羅公開 2024年3月1日(金)~4月18日(木) 壷阪寺の大雛曼荼羅(つぼさかでらのだいひなまんだら) 所在地 奈良県高市郡高取町壷阪3