J1アビスパ福岡・亀川諒史「難しい雰囲気になる」ルヴァン・カップで示す「存在意義」 アウェー松本戦で前回王者初戦
J1アビスパ福岡の亀川諒史が豊富な経験で未知で厳しいトーナメントを進出へと導く。前回王者の福岡は17日、JリーグのYBCルヴァン・カップ初戦の2回戦でJ3松本山雅と対戦。「難しい試合になるのは予想されますけど、立場的にベテランという域にきているので、試合に出させてもらえるならチームを勝ちに導けれるようにやっていかないといけない」と誓った。 ■美デコルテ自慢!アビチア副キャプテン【写真】 同カップは今季からJ1からJ3の全クラブがトーナメントで頂点を争う。J1クラブ中心のホームアンドアウェーで1次リーグが行われた昨季までと大会方式が変わった。 カテゴリーが下の相手と戦う一発勝負。しかも前回王者として臨む。絶対に負けられないという重圧が懸かる上に、戦うのは松本のホーム、サンプロアルウィン。 「J3に落ちてしまっていますけど、観客数を見てもやっぱり入ってるな、と。サッカー専用スタジアムで、相手のゴール裏にたくさんのサポーターがいる。間違いなくそういう難しい雰囲気になる」。J2時代の福岡や長崎で松本のホームの雰囲気を知るだけに気を引き締めた。 昨季は長期離脱を余儀なくされるけがも経験。今季は「けがなくやれているのが一つの自信になっている」と万能性や経験を買われてリーグ戦のベンチ入りも多くなっている。 1週間で3試合を戦う2試合目と日程的にも厳しい松本戦。「あとは、どう(試合に)絡んでいくかというところを自分で見いださないといけない。そのために(ルヴァン杯で)しっかりやっていかないと自分の存在意義はない」。2016年リオデジャネイロ五輪にも出場した30歳は固い決意を示した。(向吉三郎)
西日本新聞社