今大会チーム1号を放った森下翔太選手(写真：時事)

◇第3回WBSCプレミア12グループB 日本6-3韓国(15日、台北ドーム) 日本は韓国とのシーソーゲームを制し、オープニングラウンド2連勝となりました。 【画像】2点タイムリーヒットで逆転成功に喜ぶ牧秀悟選手 日本は13日に行われたオープニングラウンド初戦でオーストラリアに快勝。第2戦から戦いの地を台湾に移し、宿敵・韓国との一戦に臨みます。 日本の先発は今季12勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルを獲得した高橋宏斗投手。2回2アウト1、3塁のピンチを招くと、ホン・チャンギ選手にタイムリーヒットを放たれ先制を許します。 それでも、直後の攻撃では、2アウト2、3塁から紅林弘太郎選手が2点タイムリーヒットを記録。すぐさま試合をひっくり返します。 援護を受けた高橋投手は3回、韓国のクリーンアップを3者連続三振。マウンド上で雄たけびを上げます。4回はソロホームランを浴び同点とされますが、4回2失点8奪三振の投球でマウンドを降ります。 5回からは2番手の隅田知一郎投手がマウンドへ。先頭ランナーを出すと、2アウト3塁から勝ち越しタイムリーヒットを許し、再び韓国にリードを奪われます。 それでも日本は、直後の攻撃で2アウトから3つの四死球で満塁のチャンス。6番の牧秀悟選手はセンター前へ打球を運び、再びリードを奪います。 さらに7回には、4番の森下翔太選手が今大会チーム第1号となる2ランホームラン。リードを3点に広げました。 5回に失点した隅田投手でしたが、6、7回と無失点投球。8回は3番手の藤平尚真投手が3者連続三振に抑えます。9回は大勢投手が締めて逃げ切りました。 日本は宿敵・韓国を下し、オープニングラウンドを連勝スタートです。