「シールを張り替えている」と通報 熊本市の洋菓子製造会社が賞味期限改ざんか 熊本市保健所が調査
熊本市の洋菓子製造会社『シェ・タニ』が商品の賞味期限について、シールを貼り替えて延長するなど、改ざんの疑いがあるとして熊本市保健所が調査を行っていることが分かった。会社側は営業を休止して、10月15日にホームページで社長名でコメントを発表し、賞味期限を変更していた理由などを説明している。 【画像】ホームページでのコメント
『シェ・タニ』が賞味期限改ざんか
熊本市保健所が調査を行っているのは熊本市東区江津に本社を置く、洋菓子製造販売会社『シェ・タニ』。 『シェ・タニ』によりますと、関係者から「商品の賞味期限を先延ばしするためにシールを貼り替えている」との通報を受けた熊本市保健所から立ち入り調査を受けているということだ。 『シェ・タニ』は10月14日から15日にかけて江津本店、健軍店などの営業を休止している。『シェ・タニ』の谷誠志社長は15日に、ホームページでコメントを発表した。 この中で「主要な商品は第三者機関に細菌の有無などの調査を依頼し、その結果に基づいて、賞味期限を設定している。『アマンドショコラ』という商品はバレンタインデー向けという季節商品であったことから調査を依頼せず、ここ2年ほどは売れ残ったものは類似商品の調査結果を参考に賞味期限の延長を行っていた」などとしている。
保健所から問題点の指摘受ける
そして、「保健所から、そもそもこの賞味期限の設定が科学的・合理的ではないという点が問題であると指摘を受けている」としている。 そして、『アマンドショコラ』については販売を中止し、第三者機関に調査を依頼。その結果と改善策は今後、報告し、レシートや容器があれば、返金に応じる」している。 調査を行っている熊本市保健所は「個別の案件にはコメントできない」としている。 (テレビ熊本)
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