【プレビュー】勝利しかない横浜FM。フライデーナイトで新潟からの勝ち点3獲得となるか|Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田生命J1リーグは11月24日から25日にかけて第33節が開催。日産スタジアムでは、2位の横浜F・マリノスがアルビレックス新潟との一戦に挑む。
明治安田生命J1リーグは、残り2試合となり佳境を迎えている。優勝へのチャンスを残す横浜FMは今節、ホームで新潟と対戦。逆転での優勝へ負けられない一戦に臨む。 横浜FMは前節、ホームで難敵・C大阪に快勝を飾った。神戸に敗れて以降、連勝で立て直したチームは、直近4戦未勝利と苦手な相手に対し、主導権を握りながら攻撃を展開。ゴール前では3トップを形成するブラジルトリオが活躍を見せれば、最終ラインでは怪我から復帰した角田涼太朗を中心としたDF陣が見事なパフォーマンスを披露して2-0。3連勝を記録するとともに、残り2試合の時点で首位の神戸との差を「2」としている。 今節は翌週28日にAFCチャンピオンズリーグの試合が控えているため、横浜FMは金曜の夜に試合を行うことになる。神戸は翌日の試合となっているため、ここで勝利して首位にプレッシャーを与えたいところだ。ただ、前回対戦で逆転負けを喫しているように新潟戦はそう簡単にはならないだろう。優勝争いをしているチームに自分たちの全てをぶつけてくる可能性が高く、タフなゲームになることは間違いない。その中でも好調のエウベルを中心に攻撃的なサッカーで相手を打ち砕けるか注目だ。 一方、新潟は現在10位。J1復帰初年度で難しい戦いが予想されることもあったが、最終的にはしっかりと残留を決めることに成功した。前節はFC東京との試合でスコアレスドローに終わったが、終盤戦は好調でここ7試合負けなし。一つでも上の順位で終わるためにも残り2試合、勝利を目指して全力で挑んでいくだけだ。 今節は松橋力蔵監督にとって古巣戦となることもポイントだ。優勝争いをするチームに負けたくない思いは強いことが予想され、チーム全体を引っ張ってモチベーション高く試合に挑んでいくことだろう。注目したいのはパリ世代の三戸舜介。先日のU-22アルゼンチン戦でもプレーしたアタッカーは、今季のチームを牽引してきた一人でもある。上位にいるチームを相手に、いかに自分の力が通用するかを見せたいところだ。 負けられない一戦に対するプレッシャーを横浜FMは跳ね除けることができるか。それとも新潟が上位を打ち崩すのか。注目の試合は24日19時キックオフだ。