バルセロナ戦での大敗を受け…レアル指揮官アンチェロッティがクラブCEOと会談
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がホセ・アンヘル・サンチェスCEOと会談し、チームの現状や移籍の選択肢について議論したようだ。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。 【動画】「上手すぎてビビる」「現役復帰しましょう」元日本代表FWがスペインで試合に飛び入り参加 同メディアによると、この会談はスペインスーパーカップ決勝バルセロナ戦(●2-5)の結果を受け、15日に行われたという。関係者はルーティンの一環であり、危機的な状況を示すものではないと強調している。 アンチェロッティ監督とコーチングスタッフは昨夏の移籍市場以来、最終ラインの強化を求めてきたが、DFレニー・ヨロ、DFアルフォンソ・デイビス、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドといったターゲットの獲得は実現せず。デイビスについては引き続き動向を注視し、アレクサンダー・アーノルドに関しては今夏にフリーでの獲得を目指しているとみられる。 一方で指揮官は今冬の補強の可能性をまだ諦めておらず、クラブの決定を待っている状況だという。長期離脱中のDFダニエル・カルバハルが務めていた右サイドバックを巡っては、代替案としてDFラウル・アセンシオの役割を増やし、対戦相手によってDFルーカス・バスケスにこだわるか、MFフェデリコ・バルベルデを右サイドバックに戻すことなどが検討されている模様だ。 レアルは16日のコパ・デル・レイ4回戦でセルタと対決する。アンチェロッティ監督は前日会見で「批判の波に流されるつもりはない。一日で最高の存在になったかと思えば、翌日には最悪の存在だと言われる。私はそのバランスを保つ経験がある」と、バッシングを過度に受け入れず平常心を保つことが重要だと述べていた。