【独自解説】ウソ連発に怒りの追及! 経済アナリスト森永康平氏が“投資詐欺”勧誘の現場に潜入 詐欺師の逆切れで暴行被害に!“自分の偽アカウント”にも接触 本人がその一部始終を生解説
過去10年で最多の認知件数を数える特殊詐欺ですが、経済アナリストの森永康平氏が自身の名前を騙って「投資詐欺」を繰り返す“偽・森永”に直接コンタクト!さらには、別の詐欺師を追及する中で暴行沙汰に巻き込まれるなど、まさに体を張って詐欺師と直接対決しました!そこから見えた「だましの手口」と「正しい対処法」とは!?森永氏本人と犯罪ジャーナリストの石原行雄氏が解説します。 こんな詐欺も…画像で見る鳥貴族の系列店を騙る悪質な客引き
本人が変装して接触に成功!森永親子を騙るSNSの偽アカウント
実際に森永卓郎氏・康平氏親子を騙るSNSの偽アカウントによって億単位の被害が出ているといいます。ちなみに父親の卓郎氏はSNSを一切していないということです。
Q.極悪親子みたいになっていますね? (経済アナリスト森永康平氏) 「そうなんです。なので、私の会社に『お前もう訴えるからな!』という怒りのメールが毎日のように届いていて、『私じゃないですよ』と伝えても、分かってもらうまで何回かやりとりしないといけないという状態です」
偽・森永康平氏のアカウントによる投資詐欺に遭った被害者から相談を受けたことをきっかけに、SNSを通して詐欺師に接触、偽名の“戸柱康晃”として直接会うことになりました。会ったのは、営業マン(詐欺師)です。30~40代のビジネスカジュアル姿で、それなりの金融知識とマニュアルトーク、金融のプロが作ったものと遜色のない資料も持参していました。 Q.怪しいイメージはなかったのですか? (森永氏) 「正直なところ、本当に特徴がなく、全然怖い人だとか怪しい人という印象はなくて、このイラストより柔和というか、特徴のない感じの人でした」
詐欺師は2つの投資ファンドを勧めてきました。一つは「ミャクミャク」という投資ファンドで、「大阪・関西万博関連の銘柄ですよ。毎月5%近い配当です」ということでした。二つ目は「オズプロジェクト」という暗号資産(仮想通貨)の関連銘柄で、「最新AIが運用して、年間期待リターン30%」という話でした。 Q.普通はこういうファンドは証券会社が入って作ると思いますが、この人物は儲かったら手数料をくれとかいう話はするのですか? (森永氏) 「基本的には『運用してあげるので、指定した口座にカネを振り込んでくれ』と言ってきて、大体は振り込むともう一切連絡が取れなくなって、カネも引き出せなくなるというのがだいたいの手口です」
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