夫が汗をかくたびになぜか「ティッシュ」を使います。タオルと比較してどれだけムダが教えたいです。
外出から帰宅して汗を拭こうと思ったとき、タオルを利用する人もいれば、ティッシュでパパッと拭く人もいます。ティッシュは使い捨てられるため衛生的と感じる人もいるでしょう。一方、費用面で見たときどのくらいの差があるか気になります。 本記事では汗を拭く際にティッシュ、またはタオルを利用すると、費用にどのくらいの差があるか、さらにタオルを清潔に保つためのポイントなどを紹介します。
汗を拭くのにティッシュとタオルどちらの利用がお得?
ティッシュを利用する場合とタオルを利用する場合で、費用にどのくらいの差が出るかをみていきます。 ■汗を拭くのにティッシュを使う場合 汗を拭くのにティッシュを利用する場合の費用を算出します。政府の小売物価統計調査によると、ティッシュ1000組あたりの価格は461円です(価格はすべて2023年10月時点)。帰宅した際に汗を拭く場合、1回につき3~4枚使うとします。1日5~6回、汗を拭くとすると、ティッシュは15~24枚ほど使用します。 15枚÷1000×461円=約6.9円 24枚÷1000×461円=約11.0円 汗をティッシュで拭くと1日で6.9~11.0円かかり、1ヶ月で207~330円、半年で1242~1980円の出費です。 ■汗を拭くのにタオルを使う場合 同調査によるとタオル1枚の価格は505円です。タオルは洗濯方法や使い方にもよりますが、およそ半年~1年ほど利用できるため、汗を拭く際にティッシュを利用するよりもお得といえるでしょう。
タオルを清潔に保つポイント
タオルを清潔に保つためには、洗濯や干し方にポイントがあります。汗を拭いたタオルをそのまま放置すると雑菌が繁殖してしまうため、適切な方法で、こまめに洗濯をする必要があります。こちらでは、タオルを長く使うための洗濯のコツを紹介します。 ■洗濯機にたくさん入れすぎない 洗濯機に洗濯物を入れすぎると、汚れの落ちが悪くなります。水の中に汚れがしっかり溶け出せるよう、タオルを詰め込みすぎないようにしましょう。洗濯機の7~8割程度の量にとどめ、たっぷりの水で洗濯物が回るようにすると汚れが落ちやすくなり、においやくすみが軽減されます。 ■酸素系漂白剤でにおいを落とす タオルは使っているうちにどうしてもにおいや黒ずみが付いてしまいます。繰り返し使用したタオルは、酸素系漂白剤に30分程度、ひたしておきましょう。その後、漂白剤を洗い流し、ふだんどおりに洗濯機で洗うと、においや黒ずみが目立たなくなります。また、ふだんの洗濯でも洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れて洗うと、においやくすみの予防にもなります。 ■日陰かつ風通しのよい場所で干す 日の当たる場所で干したほうがよく乾き、ふわふわとした感触になると思いがちですが、日なたで干すと乾燥しすぎてゴワゴワする原因になりかねません。ふわふわに保つためには陰干しが有効とされています。 ただし、乾くまでに時間がかかると、なま乾きとなり、においが発生してしまうため、すばやく乾くよう、風通しのよい場所に干すことをおすすめします。室内干しをする際はサーキュレーターを利用するとよいでしょう。