映画版「仮面ライダーガッチャード」「爆上戦隊ブンブンジャー」 島根県出雲市、雲南市で5月撮影 7月全国公開、ロケ地巡りPRへ
東映が7月に公開する映画「仮面ライダーガッチャード」の撮影が5月、出雲、雲南両市内で行われることになった。ファンの間ではロケ地巡りが人気を集めていることもあり、関係者は来訪のきっかけにしたいと期待している。 NHKの人形劇「ファンターネ!」の裏側 松江市在住の脚本家・目次立樹さん 子育てから紡ぐ物語
映画は7月26日に全国公開予定の「仮面ライダー THE SUMMER MOVIE 2024/仮面ライダーガッチャード&爆上戦隊ブンブンジャー」の2本立て。仮面ライダーの撮影を両市内で実施する。 出雲市が市制施行20周年を記念し、子どもに夢や希望を与える事業を検討する中で、同市にゆかりがある製作関係者に打診し、撮影が決まった。 5月に両市内で撮影する予定で、撮影時期や場所は明らかにしない。 出雲市は、雲南市や島根県と支援委員会を4月末に設立。撮影に関する経費に対して上限800万円を助成するほか、撮影場所の情報を提供する。 特撮映画のロケ地巡りはファンの間で人気で、2023年公開の「シン・仮面ライダー」では、撮影地となった山口県宇部市でロケ地ツアーが実施されるなど、観光振興につなげる動きが盛んになっている。 撮影後はロケ地を紹介するサイトの開設も予定する。支援委員会事務局長で出雲市の原哲也観光課長は「ロケ地になったということをPRし、出雲市に来てもらうきっかけにしたい」と話した。