岩屋外相、米国務長官と初対面 トランプ政権見据え、同盟強化確認
アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議のため、南米ペルーを訪問中の岩屋毅外相は14日午後(日本時間15日午前)、就任後初めてブリンケン米国務長官と対面で会談した。来年1月のトランプ政権誕生を前に、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことで一致した。 【写真】岩屋毅外相(左)と韓国の趙兌烈外相=外務省提供 米国務省によると、両氏は日米韓3カ国の協力を「制度化」して継続させる重要性を確認したという。ブリンケン氏は会談の冒頭、「日米韓3カ国の協力がますます重要になっていることが、あす(15日)の首脳会談で示されるだろう」と述べた。「米国第一」を掲げるトランプ氏の復権で、バイデン政権が推進してきた日米韓など多国間の枠組みの行方が不透明になっている。
朝日新聞社