長男を衆院議員に、長女は参院議員に…麻生太郎副総裁がもくろむ「仰天引退計画」!
麻生太郎は引退間近?
岸田文雄総理の「ヤケクソ解散」が近いと噂されるなか、福岡政界がごたついている。自民党の分裂選挙が続出しそうなのだ。特に福岡9区では、自民党麻生派の大家敏志参院議員と元自民党の三原朝利北九州市議が出馬に意欲を示しており、公認候補が決まっていない。 【一覧】「裏ガネ総選挙」で落選する議員の全実名はこちら…! その一因が、副総裁である麻生太郎氏の存在だ。 「麻生さんは現在83歳。次かその次の総選挙で引退だろう」(自民党関係者) そこで浮上しているのが後継者問題である。麻生氏はかねてより、自身の後継に長男を据えるか、長女を据えるか迷っていたという。
衆参2枠を麻生家で…
「長男の将豊さん(39歳)は慶應大学の同級生と起業し、動画配信サイト『ニコニコ動画』の立ち上げに携わりました。'23年からは若手経営者でつくる『日本青年会議所』の会頭を務め、任期を終えたばかり。一方、長女の彩子さん(37歳)は東大卒で、英国留学を経て同国の名門美術商『クリスティーズ』で働いた才媛。どちらも申し分ない経歴です」(麻生派中堅議員) 決めあぐねた挙げ句、麻生氏が辿り着いたのは、2人とも国会議員にするという仰天の策だった。 「子飼いである大家さんを衆院へ鞍替えさせ、空いた席に長女を据える。一方、自分の後継には長男をあてがい、衆参2枠を麻生家で取ろうという算段です。しかし、衆院選となると大家さんの分が悪いことがわかり、情勢を見極めるため、直前まで公認を出さないよう指示しています」(同前) 麻生氏の終活に、周囲が振り回されている。 「週刊現代」2024年6月1日号より ・・・・・ 【つづきを読む】『初の女性総理も狙える…! 後継者に急浮上した、麻生元総理の「東大卒の娘」の実力』
週刊現代(講談社)