ファイナルQTトップ通過は宋佳銀(ソン・ガウン)。5位通過の菅楓華は「第2の神谷そら」になれる!?
15位通過の髙木優奈選手は「プロテストに比べてまったく緊張しなかったので楽しく回れました」と来季のレギュラーツアーでの優勝を目標に挙げます。 24位通過の小西瑞穂選手は「2日目終わって72位だったので、しっかりガンガン攻めてプレーしました」とプロテスト通過だけでなく、ファイナルQTの通過を目指したこの1年間の努力が報われました。 「稲見萌寧選手にあこがれる」29位通過の吉澤柚月選手は「普段はショットが得意なのですが、今回はパターに助けられた」と4日間をイーブンパーにまとめて見事に出場権をつかみました。 この中から昨年の神谷そら選手のようにレギュラーツアーで大暴れする選手は誰になるでしょうか。
他に注目する選手は、アン・シネ選手が17位で通過。「今日一日は一週間のように長かった」と3つのボギーで苦しい前半から後半はノーボギーにまとめ来季のレギュラーツアーでその姿を見せてくれることになりました。 ただ、この出場順位がすべてを決めるわけではなく例えば昨年は、QTランク82位だった比嘉真美子選手が第1回のリランキングで11位に、同65位だった鶴岡果恋選手が27位に入り、レギュラーツアーに出場し続けました。 そういう意味では下位に沈んだ実績のある選手だけでなく、多くの選手にレギュラーツアー出場のチャンスは残されています。どの選手が来季のレギュラーツアーやステップ・アップ・ツアーで大暴れするのか、順位リストを眺めながら帰りたいと思います。 PHOTO/Hiroyuki Okazawa
プロゴルファー・中村修