V8+モーターで実現、史上最高の加速力!〈シボレー〉コルベットE-Ray
ZO6の話をしたのは、このモデルのボディがそれを使っていることもある。通常のコルベットよりもワイド&ローに仕上がっているのだ。そしてホイールは専用デザイン。サイズは前20、後21インチを採用する。 ではモーターを搭載したことでどんなメリットが生まれたのか。そのひとつはまずはモーターのアシストによるパワフルな走りだと思う。ドライブモードをスポーツやサーキットにすると、その恩恵による鋭い加速が体感できる。エンジンが自然吸気なだけに、グイッというトラクションはモーターらしく頼もしい。 また、こんなメリットもある。それはステルスモードによる音のないスタート。ドアを閉めシートベルトをし、ステルスモードを選んでからスタートボタンを押すとEVモードで始動するのだ。これは早朝、家を出るときに便利。ゴルフ場へ向かうのに朝から住宅街で爆音を轟かせていたら忍びないからね。ご近所づきあいの面からもありがたいモードである。とはいえ、このクルマはプラグインハイブリッドではないので、それほど長くEVモードで走れない。前日は積極的にチャージモードで走ることをおすすめする。 そんなコルベットはスタイリングからもわかるように非日常を楽しむクルマだ。がしかし、右ハンドルだったり、悪天候に対応するウェザーモードがあったりと日常使いを匂わせる仕様もある。ということは、もしかしたらそんな使い方もできるのでは。確かに乗り心地は快適である。そんなEーRay は毎日乗れるスーパーカーなのかもしれない。
大人が欲しくなる理由!/自身初の“ヨンク”が安全性をアップ
E-Rayは電動モーターが前輪を、V8エンジンが後輪を駆動する全輪駆動システム“eAWD”を搭載。前後のタイヤに最適なトルクを配分することで車両の安定性を高め、ワインディングでの連続するコーナリングや、悪天候、滑りやすい路面など、あらゆる状況下で優れた操作性とパフォーマンスを発揮する。
スポーティだけどプレミアム感満載
日本仕様は最上級グレードの3LZ。インテリアにスウェーデッドマイクロファイバーやレザーを採用することでハイクオリティな室内空間を提供する。またホールド性と快適性を兼ね備えたGT 2バケットシート、スポーティなビジブルカーボンステアリングを標準装備。ダイナミックなスポーツ感を演出する。