京都サンガ 札幌相手に今シーズン、ホーム初勝利!チョウ監督「思いに応えた選手たちは勇敢でよくがんばった」
サッカーJ1の京都サンガは、リーグ戦の勝ち点で並ぶ最下位の北海道コンサドーレ札幌との試合に臨みました。 得失点差だけで上回るサンガは、負ければ、単独の最下位となる"崖っぷち"の戦い。 この状況でサンガはホームで、最高の試合を見せてくれました。 サポーターの願いは、ただひとつ! 【声】サンガサポーター 「変わらず応援するのみですが、やはり勝ちがほしい」 「とりあえずホームで1勝を!」 「絶対勝てると信じています」 「松田天馬選手を応援しています。がんばって!」 前節、セレッソ大阪戦で、引き分けに持ち込む同点ゴールを決めた松田天馬が、この試合も魅せます! 前半18分、右サイドを駆け上がった福田のクロスに右足を合わせた松田天馬がゴールを決め、サンガは先制点を奪います。 【声】MF 18 松田天馬 選手 「普段の練習では決まらないですが、慎重に蹴ったら決まったので良かった」 力任せに、蹴るのではなく、ボールを地面にたたきつけていました。 さらに2分後、原、豊川と共に、松田天馬が最前線からボールを奪いにいくと・・・ 最後は、こぼれたボールを豊川が蹴りこみ、追加点を奪います。 【声】MF 18 松田天馬 選手 「今シーズン、何度か、ああいう場面で、ボールを取れていますが、得点につながったのは初めてなので、1点目よりうれしかった」 サンガは、2対0とリードして後半に折り返します。 後半13分、平戸のコーナーキックからのボールに、この日、先発に名を連ねた鈴木義宜が 頭で合わせ、ネットを揺らします。 しかし、VAR=ビデオアシスタントレフェリーによる確認後、ファウルがあったとして、ゴールは取り消しになりました。 終盤、雨脚が強まりますが、サポーターの声援は、抗うように大きくなります。 そして歓喜の瞬間。 サンガは、待ちに待った、今シーズンホーム初勝利を飾りました。 【声】京都サンガ DF 24 宮本優太 選手 「みなさんお持たせしました」 【選手&サポーターで合唱】 「飛び跳ねろ 立ち上がって歌おう 俺たち京都 ひと暴れしよう!」 【声】京都サンガ チョウ監督 「後半、雨の降る試合でしたが、その雨の冷たさよりも、試合の熱気が確実に勝っていた。 あれだけのお客さんが、雨にもかかわらず来てもらった。 その思いに応えた選手たちは、勇敢でよくがんばった」 【声】サンガサポーター 「久しぶりに勝ったので最高です!」 「あとは気持ちだけ。それさえ消えなかったら、少しずつでも順位は上げられる」 「引き分け挟んで負けなしなので、これから6月。 厳しい戦い、下位チームが続きますが、勝ってくれると思う」 「(リーグ戦)次で折り返し、鳥栖戦も行きますが、ここから上がるのみと信じて応援します。サンガがんばれ!」 「松田天馬選手が、たくさん活躍して、たくさん勝てるサンガにしたい。 サンガがんばれ!」 Q.今夜は眠れますか? 【声】京都サンガ MF 18 松田天馬 選手 「眠れないと思います(笑)」