冨安健洋に独王者バイエルンが関心と英紙報道!一方でアーセナルが新契約を計画とも。サポーターは「トミは売りに出していない」
「アルテタのチームにとって重要な歯車」
冨安健洋とアーセナルの現行契約は、2025年6月いっぱいまでとなっている。今シーズンが終われば、契約残り1年になるわけだ。新契約の話が出てきておかしくない。 【動画】「最高」「笑顔が良すぎる」と反響!冨安とアルテタ監督が満面の笑みで抱擁したシーン 『TEAMtalk』は11月20日、アーセナルが2024年に入って冨安との新契約について交渉を計画していると報じた。チームにとって重要な存在であることの表れだ。 2021年夏にボローニャからアーセナルに移籍した冨安は、1年目のシーズン前半戦で大活躍。だが、その後は度重なるフィジカルの問題に悩まされてきた。 その間にレギュラーの座を失った冨安だが、今季はプレミアリーグで途中出場を重ねつつ、ヨーロッパリーグの4試合中3試合で先発出場。そして国内リーグでもここ2試合連続でスタメンに名を連ねた。ミケル・アルテタ監督から主に左SBで起用されている。 日本代表ではCBを務める冨安だが、左右両サイドのSBも務められるのは周知のとおり。そのユーティリティ性もあって、TEAMtalkは「最終ラインのあらゆる役割をこなせる万能性で、アルテタのチームにとって重要な歯車となっている」と報じた。 当然、アーセナルほどのクラブでそれだけ重要な戦力となり、契約が残り1年となれば、強豪クラブの興味を引きつける。英紙『Sun』によると、ドイツからはバイエルンが冨安に関心を寄せているとのニュースが飛び込んだ。 報道によれば、アジアカップも開催されるだけに、冨安が1月に移籍するのは非現実的という。だが、バイエルンは夏まで継続して注視するつもりのようだ。韓国代表のキム・ミンジェとの「アジア人最終ラインコンビ」が実現するかも注目される。 しかし、前述のとおり、冨安がアーセナルにとって重要な存在なのは確かだ。Sun紙によると、バイエルンの関心を伝えるニュースに、アーセナルのサポーターからは、「とても興味深いがアーセナルに彼が必要」「尊重するが彼らはほかを見るべきだ。トミは売りに出していない」といった声が寄せられたという。 まずはクラブと代表でシーズンを戦い抜くことが大切だが、その先に冨安を何が待っているのか。本格的なワールドクラスへの飛躍が期待される25歳の今後から目が離せない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「トミヤス、何やってんだ!」「ファウルだろ」冨安健洋が1対1で吹っ飛ばされ...アーセナルの失点シーンにファン憤慨!「ひどすぎる」
- 「彼は最高。とても良いパフォーマンスだった」右SBで“ほぼ完璧”の冨安健洋をアルテタ監督が絶賛!「90分間プレーして大丈夫なのか?」と質問され…
- 「負けているチームが時間稼ぎをするのは、正直どうなのかな」冨安健洋がミャンマーの行動を疑問視「意味のある試合だったのかってところも」
- 「クボ君は気を引き締め直さないと」元日本代表が苦言を呈した久保建英のワンプレー「ちょっといただけない」
- 「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が指摘する現代フットボールの問題点「分かっていない人が多い」