NHK朝ドラ99作目は「まんぷく」脚本・福田靖氏「コメディ要素は52%」
「ユーモア、コミカルなところは不可欠と思っている」
タイトルの「まんぷく」について真鍋氏は、1つはヒロインの「福子」と「萬平」夫婦の名前をあわせたもの、2つはおなかがいっぱいの「満腹」。そして3つ目は「万福」で「辞書で調べたら幸せに満ちあふれること。皆様の朝が幸せになるように、このタイトルをつけました」などと話した。 報道陣から「本は序盤の転びっぱなしのところがメーンになるのか」という質問に対しては福田氏が「まだ1ページも書いていません」と答え会場は笑いに包まれた。しかし「有名な方ですけど、あくまでも奥様をモデルにした話ですが、仁子さんに関する本はないですし、(インターネットで)検索してもまったく出てこない。ここはオリジナルでやるしかない」と話したが、家族や関係者には取材しているという。 そして「書くものはすべてそうですがユーモア、コミカルなところは不可欠とおもっているので、朝から楽しい時間がすごせるようなドラマにしたい。コメディ要素は52%くらいとおもっていただけるとけっこうです」と笑顔で力強く話していた。
ヒロイン年齢の幅は18歳から50歳、様々な年齢演じられる人だったら
ヒロインについては、オーディションとキャスティング、両方をみすえながらやっているそうで、真鍋氏は「年齢の幅(18歳から50歳)もありますし、幅広い年齢を演じられるような方であって容姿もそうですし、お芝居の力も、そのくらいの様々な年齢を演じて頂ける方だったらいいなと思います」と述べた。 あと、関西弁を話すということだが「れまでと同じように関西以外の方でも関西弁を勉強していただく。関西弁だから関西の方ということはない」と話した。
てるてる家族に出てた?NHK「とりわけ2回目という認識ない」
報道陣から「百福氏に関しては、以前放送された朝ドラ『てるてる家族』で百福氏をモデルにした人物が登場したことがあると思うんですが」と質問に対し、真鍋氏は「あの時は近所のおじさんという感じだったんで、とりわけ2回目という認識はない」と答えた。 ロケ地に関しては「大阪府池田市とは限らず、関西一円、昭和の風景が残っているところ。必ずしも大阪とは限らない、これから探す」と話していた。