「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」第3話より

伊藤淳史が主演を務める土曜ナイトドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の第3話が、2月3日(土)に放送される。 【写真】伊藤淳史“渉”に「甘い」と詰め寄る水野美紀“財田” ■鈴木おさむ引退前最後の連ドラは“リコン・ブラックコメディ” 同作は、大竹玲二による人気漫画「離婚しない男」(講談社ヤングマガジンKC)を原作に、3月31日(日)をもって放送作家業・脚本業からの引退を発表している鈴木おさむが脚本を担当。 妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、父親が親権を獲得するという困難な壁に立ち向かう男の姿を描くリコン・ブラックコメディとなっている。 ■共演に小池徹平、佐藤大樹、水野美紀ら 主演の伊藤が、妻の不倫を目撃し離婚を決意する大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉を演じているが、そんな渉の妻・綾香を篠田麻里子が演じることが、第1話の放送にて明らかになった。 そして、綾香と不倫を繰り返す芸能事務所のチーフマネジャー・司馬マサトを小池徹平が、渉とバディを組んで綾香の不倫の証拠集めにまい進する探偵・三砂裕を佐藤大樹が、親権事案において日本有数の解決実績を誇る敏腕弁護士・財田トキ子を水野美紀が演じる。 ■第3話では―― 愛娘・心寧(磯村アメリ)が公園でケガをし、一緒にいた夫の渉(伊藤淳史)をここぞとばかりに責める妻の綾香(篠田麻里子)。そんな綾香の腕に、渉の見覚えのない真新しいタトゥーが刻まれている。 後日、綾香は、不倫相手の、マサト(小池徹平)に自分たちの関係が渉にバレているのではないかと相談するが、マサトは彼女の心配を一蹴。彼は500円玉で綾香の右目を隠し、渉と離婚している未来が見えないのかと詰め寄り、「君には今の人生は地味すぎる」と優しく諭すのだった。 実は綾香は元々アイドルデュオ《KOIRAM》のメンバーで、デビューシングルが初登場5位となるなど活動は華やかで順風満帆だったが、あることを機に活動自粛に追い込まれた不遇の過去があった。 一方、探偵・裕(佐藤大樹)から綾香とのなれそめを聞かれた渉も、彼女との出会いから今までの一端を語る。それから再び凄腕の離婚弁護士・財田(水野美紀)のもとを訪れた渉と裕だったが、渉はトキ子から自分の甘さを指摘され涙する。そんな中、マサトと綾香の禁断の逢引は、さらに過激さを増していく。 ――という物語が描かれる。 ■過酷な証拠集めに渉「俺、捨てるから。罪悪感も情も」と決心 公式ホームページなどで公開されている予告動画は、これまでの2話を振り返る内容からスタート。 そして「タトゥー入れた？」と綾香の異変に気が付く渉。そんな様子に「渉、気づいてたりして」と不倫バレへの不安を感じる綾香。 一方、セーラー服姿やきらびやかな衣装を着た綾香が映し出され、マサトから「君はアイドルだったんだろ？」と“悪嫁”の過去が明かされる。そして「君には今の人生は地味すぎる」とささやかれる綾香。 場面は変わり、マサトは「いいことを考えたんだ」とガッツポーズ。そんな逢瀬を重ねる彼らを見ながら「今度は絶対に成功させよう」と、証拠獲得に前のめりな裕。 最後には、綾香とマサトが絡むソファの下に潜り、証拠を得ようと耐えながら「俺、捨てるから。罪悪感も情も。綾香の心臓をもぎ取る！」とより強く意思を固める渉の姿が切り取られている。