能登豪雨 石川県内で7人死亡、7人の行方や安否不明…捜索続く 連絡とれない中学生の父「願うことしかできない」
日テレNEWS NNN
石川県の能登半島を襲った記録的な大雨から72時間が経過しましたが、警察などが行方や安否が分からなくなっている人たちの捜索を続けています。 輪島市久手川町では、女子中学生を含む3人の安否が分かっておらず、重機で流木や土砂を慎重に取り除くなど捜索活動が続いています。 記録的な豪雨に見舞われた3連休が明け、輪島市内の高校では36人が欠席しましたが、登校できた生徒たちは朝から通常通りの授業に臨んでいます。 輪島高校 平野敏校長 「それぞれ生徒たちは大変な事情を抱えていますが、お互いの顔を見合うことでしっかり前を向いて歩いていける。そんな思いできょう授業を再開しました」 珠洲市や能登町の小中学校では通常通り授業を行っていますが、輪島市内の12の小中学校は通学の安全が確保できないとして、25日まで臨時休校となっています。 県内ではこれまでに、7人が亡くなり7人の行方や安否が分からなくなっています。連絡がとれなくなっている女子中学生の父親は「無事に見つかることが一番ですが、願うことしかできない」と話していました。