あったら"いいな"!をカタチに…、水上バイク の「アンカー」は、"ドコ"に 入れて持っていきますか? 長年の「アンカー置き場問題」を解決。FISH PRO Trophy の 素晴らしき装備
水上バイク乗り最大の悩み “アンカーの置き場所”
皆さんは水上バイクに乗るとき、「アンカー」をどこに入れていますか? 桟橋がある場所ならいいが、基本的にアンカーがないと水上バイクを係留して上陸することができない。アンカーは、「水上バイクの必需品」であることは間違いない。 問題は、それをどこに入れて持っていくかだ。重さ数キロもある“鉄の塊”を、そのままストレージに突っ込んでいる猛者もいるかもしれない。
大抵の人は、厚手のタオルなどにアンカーを包んで、そっとストレージボックスに入れているのではないだろうか。 波間を走るたびに衝撃に怯え、FRPが割れないか、戦々恐々とする。 そんな悩みに対する“答え”も、この「FISH PRO Trophy」が解決している。
足元に付けられた「アンカーシステム」
「FISH PRO Trophy」には、専用のアンカーシステムが装備されている。 左舷側の足元に備え付けられたケース内には、重さ1.5kgのフォールディングアンカーが収納されている。 アンカーを繋ぐロープは、アンカーの横に専用のケースが用意されている。
船体には、ロープ固定用のクリートも取り付けられているので、使いたいときにすぐに取り出せて使える。 どうして今まで、水上バイクにはこういったアンカーを置く専用の場所がなかったのかが不思議なほど、便利なシステムである。
アンカー置き場のナイスアイデア
FISH PRO Trophyのように、アンカーが標準装備されていない水上バイクの場合、リアデッキに “置き場所” を作ることで解決している人もいる。 BRP社のシードゥ艇には、リアデッキに「LinQ アタッチメント」というシステムが採用されている。 水上バイクショップ・サクセススピード&グラフィックスでは、このLinQアタッチメントに別売のバッグを取り付け、写真のような「アンカー置き場」を作っている。
バッグの底には分厚いラバーマットを敷いて緩衝材としているので、水上バイクの船体を痛めることなく収納することができる。 また、クリートに結び付けた状態で、ロープとアンカーをセットにしたまま収納できるので、使いたいときにはすぐに取り出せて使える。 不便だったアンカーセットも、少しの工夫で快適に持ち運びできるのだ。