長崎大学「BSL-4」施設に毒素の低いウイルス持ち込みへ 今後は訓練の手順などを確認【長崎】
長崎大学は危険度の高い病原体を研究する「BSL-4」施設に、11月から毒性の低い3種類のウイルスを持ち込むこと明らかにしました。 29日長崎大学は、地域の住民などと意見を交わす地域連絡協議会を坂本キャンパスで開きました。 その中で、11月上旬にも毒性の低い3種類のウイルスを「BSL-4」施設内に持ち込むことを明らかにしました。 持ち込まれるのは「ハザラウイルス」と「フニンウイルス」「インフルエンザウイルス」の3種類で、いずれも「人体に病気を引き起こすことは認められていない株」だということです。 大学側は、今後これらのウイルスを危険な病原体と想定し、訓練の手順などを確認することにしています。 「BSL-4」施設はすでに稼働に向けた審査に入っていますが、実際の稼働開始時期は未定です。
テレビ長崎