「モリタ先生は10点満点で7~8点」ポルトガル人記者が絶賛…日本代表MF守田英正29歳、名門での愛され度「アジア杯のゴールパフォーマンスもだ」
守田“センセイ”がさらに愛されるようになったアジア杯
そして仲間やファンからも好感を寄せられている。もとより他者を敬う姿勢と落ち着いた所作から、周囲の仲間に“センセイ”や“サムライ”と呼ばれることもあるように、すでに一目置かれる存在だったが、今季はチームメイトとの絆をさらに深めた印象だ。 好例のひとつに、1年目のスポルティングで爆発し、リーグ戦でダントツの29得点を記録して得点王になったビクトル・ギェケーレスとの間柄がある。 このスウェーデン代表ストライカーは両手で顔を覆うゴールパフォーマンスで知られており、守田はアジアカップの直前に、もし自らネットを揺らすことができたら、そのセレブレーションをすると明言。そして見事にイランとの準々決勝で得点した後、実行に移したのだ。ここでも彼は有言実行を果たしている。 今シーズン、守田はスポルティングでの全公式戦を通じて40試合に出場し、2得点と4アシストをマーク。ポルトガル・リーガでの出場試合数は3桁の大台に乗り、106まで伸ばしている。ポルトガル・カップ決勝では宿敵ポルトに延長戦の末に1-2と惜敗し、ヨーロッパリーグ・ラウンド16では、後にリバプールやレバークーゼンらを下して優勝することになるアタランタに僅差で敗れたが、ポルトガルでもっとも重要なリーグタイトルを手にした。
リーグ優勝後は「もっともエキサイティングな夜」
リーグ優勝を決めた後の祝勝パーティーについて、彼はこう綴っている。「自分の人生で、間違いなくもっともエキサイティングな夜でした」と。 ピッチ上ではチームの中心に君臨し、仲間やサポーターからも愛されている日本代表MFに、クラブは契約更新を打診している。2026年夏までの現行契約から、2年延長されるものと見られている。 欧州に来てから最高のシーズンを送った守田を採点するなら、10点満点で7か8をつけたい。地元紙のスポルティング担当として、彼が来季もリスボンにとどまってくれることを願っている。そうなれば、またチャンピオンズリーグで他国の強豪と対戦する姿が見られそうだ。 <つづく>
(「サッカー日本代表PRESS」リカルド・グラナーダ(レコルト紙) = 文)
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