J1とJ2クラブが狙う!? J3で輝く若き逸材(10)A代表入りも夢ではない!? 世代別代表経験豊富なエリートDF
いよいよ後半戦に突入した明治安田J3リーグでは、今季からJ2昇格プレーオフが新たに導入されたことで、シーズン終盤にかけてより一層の激戦が予想される。そんな中、今後の活躍次第ではJ1やJ2のクラブの争奪戦が必至となる選手も出てくるはずだ。今回はJ3で輝く23歳以下の逸材を紹介する。※成績は8月8日時点
DF:市原吏音(いちはら・りおん) 所属クラブ:大宮アルディージャ 生年月日:2005年7月7日(19歳) 2024リーグ戦成績:19試合3得点1アシスト 大宮アルディージャに所属する19歳のDF市原吏音は、各世代別の日本代表に選出されている逸材だ。大宮の下部組織出身の同選手は2023年7月12日の天皇杯3回戦のセレッソ大阪戦で、クラブ史上最年少となる18歳と5日でトップチームデビューを果たす。 そして、同月16日に行われたJ2第26節の栃木SC戦でJリーグデビューを果たすと、そこから最終節までの全ての試合にフル出場。2種登録で10代の選手ながら、J2を戦っていた大宮の主力に定着するほどの実力である。 今季から正式にトップチームに昇格となった市原は、今年3月16日に行われた奈良クラブとの第4節にスタメン出場し、20分にFKからのボールにヘディングで合わせてJリーグ初ゴールを記録。今季ここまでJ3で19試合に出場し、3得点1アシストを挙げている。主にCBでプレーする市原だが、得点も期待できる選手である。 市原はU-15からU-19まで各世代別の日本代表を経験。187cmと長身で、将来はA代表入りも期待される選手だ。体格に恵まれていることもあって、空中戦と強烈なタックルは市原の武器だ。ビルドアップ技術と読みも鋭く、CBとして必要な能力を持っている。ボランチとしてもプレーでき、現日本代表DF板倉滉を彷彿とさせる選手で、将来のA代表入りも夢ではない。
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