【山口】SNSを通じた犯罪を防げ!山口市の専門学校生がサイバー空間をパトロール
山口朝日放送
SNSを通じて犯罪の実行犯を募集する「闇バイト」による事件が、山口県内でも発生しています。その手口を知り犯罪に巻き込まれないようにしようと、山口市の専門学校生がサイバー空間をパトロールしました。 真剣な表情でパソコン画面に向かうのは「山口コアカレッジ」の学生たちです。「高収入」や「簡単に稼げる」などと入力し、犯罪に繋がる書き込みがないか確認していました。 【立杉駿太陽 記者】 「こちらの学生は”ホワイト案件”というキーワードで検索しています。すると日当1万円から3万円という高額で怪しい投稿が見つかりました。」 他にも「闇バイト」と思われる怪しい募集が堂々と投稿されているのを発見。警察への情報提供などを行っている「インターネット・ホットライン・センター」に通報しました。 【山口県警・サイバー犯罪対策課 岡田貴美子 巡査長】 「通常ではありえないような金額の提示が闇バイト情報の特徴の一つだと思いますので、そういったものには手を出さないようにして欲しいと思う。」 県内の今年のサイバー犯罪に関する検挙数は145件で、去年より17件増加しています。