アユ釣り漁期延長⁉神奈川県・相模川で行われた「特別採捕」に参加してみた
最大26.5cmの体高のあるメスアユ
野アユが掛かれば連発!最大26.5cmの体高のあるメスアユも掛かった。オスは流石に錆が出ていたがこの時期にしては若い魚体のものが多かった。10時を過ぎるとヘチには小さなアユの姿も多く見られた。天然遡上のアユであろう。大きなアユはもう下流へと下ったと思っていたがまだ下らずに留まる良型アユが多く見られた。ここ最近のこのポイントはダム下という事もあり水温が安定している。早朝の渋い時間と言うものは存在しない。逆に朝一が一番活性が高いと言う特徴がある。とにかく午前中は掛かる! しかし、この時期は群れで動いているアユが多くポイントをグルグルと回っている様だ。なので、この群れの動きから外れている場所では反応すら無いと言う状態だった。今回入ったポイントは深みになっているので多くのアユが溜まっていたのであろう。上流の瀬では苦戦を強いられる人も多かった。この時期になると緩い流れにアユは集まる様だ。今回の釣行ではメスアユ、オスアユ半々。水深のある場所では良型が多く、浅い場所ではオトリサイズのアユも掛かることが多かった。やや、掛かりは浅くやり取りにもたついてしまうとバレてしまう事も。 お昼までは連チャンの入れ掛かりタイムも多く、多くの人が釣果を挙げていた。お昼を過ぎると少しずつアユの跳ねも減り、掛かるペースが落ちてきた。この日の釣果は32匹。私にとっては良型も多く大満足な釣果となった。今年の特別採捕期間は盛期のような釣れっぷりである。50匹オーバー。60匹オーバーと言う釣果も出ている。まだまだ相当数のアユが残る高田橋エリアであった。
シーズン最終でも安定の釣果
絶好調の相模川ではあるが、今後の出水や、気温低下などのちょっとした変化でもアユの付き場は日々変化して行く事だろう。しかし、今年は比較的アユの付き場が安定している様に思える。毎日のように釣れているポイントが何箇所も存在する。ポイントによっては“尺(約30cm)”近くのアユが釣れたり、このまま成長せずに一生を終えるであろう小アユ達も沢山いる。 サイズもポイントにより大小様々である。あと数日間の特別採捕期間だが釣り人とし、少しでもデータの参考になる様最後のその日まで川に出向こうと思う。アユの未来、釣り人の未来がより良いものになってくれる事を願うばかりである。
漁協情報
相模川漁協協同組合連合会 年券1万2000円 日釣り券1500円(現場2500円)※中学生半額 *特別採捕期間は日釣り券が必要
SHOHEY:3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全て鮎釣りに捧げ、全国各地を駆け巡る。アウトドアの団体を主催しイベントも開催