アメリカの金融引き締め「実はこれからが本番」のワケ
ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言を受け、ダウ平均株価は1000ドルを超える下落に(写真:ブルームバーグ)
8月26日のジャクソンホール・シンポジウムで、パウエルFRB議長がタカ派色の強いスピーチを行ったことで、やや回復基調にあったアメリカ株式市場が再び下値を探る展開となってきていることは周知の通りである。市場にショックを与える形になった発信の仕方に批判も集まっているが、そうしたタカ派色を強く打ち出さざるを得なかった背景をあらためてみていきたい。
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田渕 直也