有力候補ぞろいの激戦!目黒区長選の告示前情勢調査結果を解説!
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年4月9日に公開された動画のテーマは、「現職と新人3人が立候補を表明している目黒区長選挙の構図と最新情勢」です。 今回は選挙ドットコム編集長で元都議会議員の鈴木邦和と、選挙ドットコムで情勢調査を担当する中山智貴が4月14日に告示される目黒区長選挙の最新情勢分析を公開します。 【このトピックのポイント】 ・最新の調査結果から各政党の動きと特徴を解説! ・今後支持率が伸びそうなのは誰? ・目黒区長選挙のカギになりそうな政党とは?!
最新の調査結果を解説!各政党の動きと支持層の特徴とは?
目黒区長選挙では、現在、伊藤悠氏、青木英二氏、河野陽子氏、西崎翔氏の4名が立候補を表明しました。 各政党の支援状況はどうなっているのでしょうか? 自民党は河野氏の推薦を表明し、公明党は態度を明らかにしていません。 立憲民主党は西崎氏を推薦、共産党も西崎さんを支援すると噂されています。 伊藤氏の集まりには、小池都知事と国民民主党の玉木代表が出席。国民民主党が伊藤氏を支援していくと見られています。
4月6日(土)と7日(日)に、選挙ドットコムとJX通信社は、告示前情勢調査を実施しました。 全体の情勢は、現職の青木氏と西崎氏、伊藤氏が競り合っている状況で、河野氏が激しく追っているという状況でした。 しかし、全体の4割が態度を明らかにしていないため、情勢は流動的と言えます。 それぞれの候補者の具体的な支持や構図はどうなっているのでしょうか? 青木氏は、自民党支持層の3割、 公明党支持層の6割程度の水準を固め、無党派層からも1割強の指示を獲得しています。現職の強みを活かして、その他の政党の支持層や小池都知事の支持層からも一定の支持を集めています。 西崎氏は、立憲支持層の半数近くを固め、共産支持層は過半数を取り込む状況です。無党派層からも青木氏と並ぶほどの指示を得ている状態でした。野党候補として、岸田内閣や小池都知事を支持しない層から主に支持されているようです。 伊藤氏は、自民、立憲維新、国民の各政党支持層に食い込み、幅広く支持を集めています。無党派層からも一部支持があり、小池知事を支持する層からは、現状、青木さんに遅れをとっています。 河野氏は、自民支持層の2割と無党派層、維新支持層の一部が支持してる状況です。自民党で元々目黒区議だったので岸田内閣を支持する層から比較的支持が厚いですが、その層では青木氏がリードしているという状況です。 MC鈴木邦和「今の情勢を見る限りだと、現職の支持者をうまく3人が割っていて、 青木さん含めた四者がかなり有力な候補者として現時点で戦ってるという印象を受けますね」