『FGO』で選べる★5サーヴァント多すぎ問題! 3000万DL記念の対象41騎から“要注目の5騎”を厳選
『Fate/Grand Order』(以下、FGO)にて、3000万ダウンロードの突破を記念するキャンペーンが始まりました。いずれもお得な施策ばかりですが、対象の「★5(SSR)サーヴァント」(全41騎)の中から、好きな1騎を選んで交換できる「3000万DL記念チケット」が特に大きな話題となっています。 【画像】注目のサーヴァントをピックアップ! これまで『FGO』では、「★5(SSR)サーヴァント」をプレゼントする施策を何度か行ってきましたが、その機会はかなり稀です。また、過去のプレゼントキャンペーンと比べ、対象範囲が拡大しているのも嬉しい点です。 マスターが任意で選べるサーヴァントの選択肢は41騎。候補を絞り込むだけでも、かなり大変な数字です。そこで今回、交換にお勧めなサーヴァントをピックアップし、その長所や利点などをお届けします。 『FGO』を初めてまだ日の浅いマスターは、この記事を参考にして選択対象を絞ってください。 ■まずは、前回引き続きの25騎からピックアップ 「3000万DL記念チケット」の対象になるサーヴァントは41騎ですが、大きく3つのグループに分けることができます。そのため今回は、「前回(2000万DL突破キャンペーン)で対象となった恒常サーヴァント」「今回新たに追加された恒常サーヴァント」「今回新たに追加されたストーリー召喚サーヴァント」という枠組みで、それぞれ的を絞って紹介します。 まず「過去のキャンペーンで対象となった恒常サーヴァント」ですが、この枠の対象サーヴァントは以下の25騎です。 ・アルテラ ・アルトリア・ペンドラゴン ・モードレッド ・アルジュナ ・オリオン ・ナポレオン ・エルキドゥ ・カルナ ・ブラダマンテ ・アキレウス ・エウロペ ・オジマンディアス ・フランシス・ドレイク ・アナスタシア ・玄奘三蔵 ・シェヘラザード(不夜城のキャスター) ・諸葛孔明〔エルメロイII世〕 ・玉藻の前 ・刑部姫 ・ジャック・ザ・リッパー ・ヴラド三世 ・項羽 ・ナイチンゲール ・ジャンヌ・ダルク ・ジナコ=カリギリ(大いなる石像神) どのサーヴァントも、なんらかの形で戦力に寄与できる面々ですが、細かく解説を交えるとキリがないため、ある程度独断で絞らせていただきます。 アタッカーは宝具LVも重要なので、新規での獲得を想定すると、全体よりも単体の宝具の方が対応しやすく、まずはそちらを中心にチョイスさせていただきました。 ●アルトリア・ペンドラゴン(セイバー) まず、“全体攻撃宝具持ちセイバー”では今も指折りの実力を持つ「アルトリア・ペンドラゴン」です。最初期の実装組ですが、強化クエストを重ね、宝具やスキルが順調にパワーアップしています。 強化済みの宝具、スキルで最大30%のNPチャージ、宝具効果にNPリチャージあり、「自身のコマンドカードをバスターに変化」というスキル持ちと、押さえておきたい要素を抑えつつ、一芸にも秀でており、手元に置いて損のないサーヴァントの1騎です。 ●エルキドゥ(ランサー) 「エルキドゥ」も、強化クエストで存在感を強めたサーヴァントです。強化済みの宝具に「〔人類の脅威〕特攻」があり、スキルで最大50%のNPチャージも可能。特攻の効果が大きいので、刺さる相手なら宝具LV1でも運用の選択肢に入るほどです。 ●オジマンディアス(ライダー) “単体攻撃宝具持ちライダー”なら、「オジマンディアス」をお勧め候補に挙げたいところ。こちらも宝具が強化済みなので、一撃の破壊力は相当なものです。 スキルによるNPチャージが20%なので速攻向きではないものの、チャージ対象は味方全体。また、味方に向けた攻撃力&クリティカル威力のバフもあるため、中期的な戦いで特に真価を発揮します。 ●玄奘三蔵(キャスター) “単体攻撃宝具持ちキャスター”が欲しい人は、「玄奘三蔵」を視野に入れましょう。彼女も宝具強化済みで、しかもスキルで最大80%のNPチャージが可能。アペンドスキルと組み合わせれば、礼装やサポートいらずで即宝具を発動できます。 ●ヴラド三世(バーサーカー) 「ヴラド三世」は“単体攻撃宝具持ちのバーサーカー”なので、広い範囲で起用しやすいサーヴァントです。NP回りが心もとないものの、自前とフレンドの「アルトリア・キャスター」を並べれば、高威力の宝具を連発するサーヴァントに早変わり。有力なアーツ系サポートを所持しているマスターなら、一考する価値があります。 ●手持ち次第でサポート系もアリ サポート枠なら、今も独自性が光る「玉藻の前」や、NPチャージ付与が便利な「諸葛孔明〔エルメロイII世〕」なども戦力強化になります。しかし、前者は他の面子も重要なこと、後者は有力なサポート系サーヴァントが揃うと出番が減ってしまうため、その点ご注意ください。 ■恒常から新たに9騎を追加! 続いて、「今回新たに追加された恒常サーヴァント」について迫ります。対象は、下記の9騎です。 ・ディオスクロイ ・源為朝 ・ヴリトラ ・オデュッセウス ・太公望 ・ネモ ・果心居士 ・ガラテア ・ニトクリス〔オルタ〕 ●太公望(ライダー) この中で特にお勧めを選ぶなら、アタッカー兼サブサポーターの「太公望」です。宝具は未教化の全体攻撃ですが、〔神性〕特攻の効果を持ち、スキルで「〔神性〕特攻」と「〔魔性〕特攻」を自身に付与できます。〔神性〕特攻が刺さる相手には、大きく底上げした火力を叩き込めます。 また、「自身のNPを最大30%チャージ+味方全体のNPを最大20%チャージ」のスキルを持っているため、味方2人に20%を付与しつつ、自身には30+20の50%チャージが可能。味方に20%付与できるアタッカーは最近増えつつあるものの、まだまだ貴重なのも確かなのか、この点も「太公望」も強みと言えます。 このほかにも、「クイックカード性能アップ+攻撃力アップ+宝具威力アップ」も味方全体が対象なので、〔神性〕特攻(と〔魔性〕特攻)でダメージを出しながら、味方全体をサポートできる「太公望」は、その小回りの良さを活かした活躍が望めます。 ●ネモ(ライダー) 同じ“単体攻撃宝具持ちライダー”として「オジマンディアス」と被る部分もありますが、向こうは宝具強化済みで中期戦向け、一方「ネモ」は「〔超巨大〕特攻」宝具で特定対象に大ダメージを与えることができます。 また、自身のみですがNPチャージ最大30%をスキルで獲得できるので、アペンドスキル+50%チャージ礼装の合わせ技で宝具の即発動も可能。味方に対するサポート性能も負けておらず、さらに〔水辺〕か〔虚数空間〕なら追加でバフが得られます。 条件がハマるほど強みを増すため、(ライダーの範疇で)広く使える「オジマンディアス」か、特定の状況を狙い撃つ「ネモ」か、手持ちの戦力や好みでどちらを取るか選びましょう。 ●ガラテア(バーサーカー) 「ガラテア」も、“単体攻撃宝具持ちバーサーカー”(しかもアーツ属性)、ガッツなどの防御系スキルがあるためバーサーカーの中では耐久力高め、編成次第で宝具の連発が狙えるなど、前述の「ヴラド三世」と役割が被る部分が少なからずあります。 細かいところではもちろん違いがあるものの、「強敵ひとりを単体攻撃宝具の連発で仕留める」といった場合、どちらも起用候補に上がるライバル的な関係と言えるでしょう。宝具に絞って違いを見るなら、向こうは強化強化済みというアドバンテージを持ちますが、「ガラテア」の宝具効果に「宝具威力をアップ(3ターン)」があるため、連発するほど火力が上がるというのはメリットでしょう。 それぞれの長所と自分の手持ちが噛み合うかどうかで、「ガラテア」と「ヴラド三世」のどちらにするかご検討ください。 ●ニトクリス〔オルタ〕(アヴェンジャー) 恒常が少ない(=すり抜けで層が埋まりにくい)アヴェンジャーというクラス、即死効果付きの全体攻撃宝具、敵全体に〔悪〕特性付与+〔悪〕特性に高確率で即死、最大で100%のNPチャージといった特徴を持つ「ニトクリス〔オルタ〕」も、お勧めしたいサーヴァントです。 有利が取れるムーンキャンサーと複数戦う機会は少なめなので、等倍の相性で戦う想定で考えると、火力的にはそれほど目立った立場にはいません。しかし、NPのチャージ量と即死に特化した構成は、他のサーヴァントでは果たせない役回りを担うことができます。 「カレイドスコープ」などのNP80%礼装とアペンドスキルを整えれば、100%のNPチャージと組み合わせて、Wave1・2の宝具連射が確定するのも魅力的なポイントです。また、宝具に「〔人の力を持つ敵〕特攻」があり、これを活かせる場面での起用も考えられます。 ■狙わないと手に入らない!「ストーリー召喚」の7騎も要チェック 最後に取り上げるのは、「今回新たに追加されたストーリー召喚サーヴァント」の7騎です。恒常のサーヴァントと比べると、狙わないと手に入らないため希少性が高く、しかしピックアップ召喚のすり抜けで出る可能性はゼロというデメリットもあります。 ・ニコラ・テスラ ・アルトリア・ペンドラゴン ・ケツァル・コアトル ・女王メイヴ ・李書文 ・クー・フーリン〔オルタ〕 ・シトナイ ●ニコラ・テスラ(アーチャー) そんなサーヴァントたちの中で、まず最初にお勧めしたいのが「ニコラ・テスラ」です。“単体攻撃宝具”を持ち、宝具は強化済み。〔天または地の力を持つサーヴァント〕特攻はあるため、対象なら与ダメージはさらに跳ね上がります。 自身のダメージを上げるバフ、最大50%のNPチャージ、無敵貫通状態の付与と、アタッカーに必要な能力や高難易度対策のスキル効果なども持ち合わせており、“単体攻撃宝具持ちアーチャー”の強力な一角を占めるサーヴァントです。 ●女王メイヴ(ライダー) 「女王メイヴ」も、「オジマンディアス」や「ネモ」と同じく“単体攻撃宝具持ちライダー”です。しかし彼女の特徴は、単なるアタッカーではなく、味方全体──特に〔男性〕に向けたサポート能力の併用にあります。 アタッカー傾向の強いサーヴァントの中で、味方全体にNPを付与できる者はごく一部。しかし「女王メイヴ」の場合、〔男性〕または〔妖精〕に縛られるものの、最大30%ものNPチャージを付与できます。さらに、「味方全体の攻撃力アップ+味方全体の〔男性〕の攻撃力アップ」と、男性への力強いバックアップが可能です。 加えて、彼女自身の宝具には「〔男性〕特攻」効果があり、味方の男性を手厚く、敵の男性を厳しく遇する、自他共に認める女王様。そのパワフルさに惹かれた人は、「女王メイヴ」も候補に加えておきましょう。 ●シトナイ(アルターエゴ) 今回取り上げる最後のサーヴァントは、アルターエゴの「シトナイ」です。単体攻撃宝具持ち”ですが未強化で、火力に貢献するバフは自身のみ。しかも確率発動のバフもあるため、空振りに終わる場合があります。 こうしたスペックだけ見ると、やや物足りないかもしれません。ですが、コマンドカードや宝具によるNP効率が良好で、礼装やカードの配分、サポーターからの支援次第で、宝具の2連射、3連射も視野に入ります。 また、アルターエゴというクラスも注目したい点のひとつです。これまでは「四騎士に攻撃有利が取れるものの、バーサーカーと同等の有利なので、範囲が広いバーサーカーの方がいい」と言われ、やや不遇感が漂っていたクラスでした。 しかし、敵側にフォーリナーが登場する機会が増え、バーサーカー一辺倒では攻略がしにくくなっています。アルターエゴは、そのフォーリナーに対して完全有利が取れるため、バーサーカーではカバーできない穴を埋められる利点もあるのです。 それぞれのカテゴリーから、お勧めしたい5騎、4騎、3騎(+サポーター2騎)を厳選し、簡単ながらその特徴に迫ってみました。さらに敢えて絞るとすれば、独断ですが「アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)」「太公望(ライダー)」「ニトクリス〔オルタ〕」「ニコラ・テスラ」「女王メイヴ」の5騎を特に推させていただきます。 戦力が手薄な部分はマスターごとに異なるため、各サーヴァントの魅力と手持ちを照らし合わせ、足りない部分を埋めてくれる相手を絞り込んでください。 とはいえ、『FGO』は特定のサーヴァントがいないとクリア不可、というゲームバランスではありません。好きなサーヴァントがいれば、その獲得や宝具LV上げを目指すのが、王道かつ後悔のない選択と言えるでしょう。3000万ダウンロード記念というこの貴重な機会を、どうぞお見逃しなく! (C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
インサイド 臥待 弦
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