米メディアは大谷翔平が最悪条件の中で達成した史上初「200奪三振&30本塁打以上」偉業を称賛…「メジャー最大級の大物だ」
敵地のメディアであるスタートリビューン紙も、「エンゼルスがア・リーグ中地区の争いからツインズを脱落させた中で大谷が能力を見せつける」との見出しを取り大谷を称えた。 「肌寒く霧雨が降る金曜夜にターゲット・フィールドにやってきた2万4896人のファンたちの大多数は、73勝78敗のツインズがア・リーグ中地区の争いから脱落するのを目撃するためにそこにいたわけではなかっただろう。スタンドでは、エンゼルスの赤と白のユニホームや帽子、そして背番号17のユニホームを身にまとうファンの姿があちこちに見られた。結局のところ、この日はミネソタでの(非公式な)大谷翔平デーだったのだ」とレポートした。 記事は、「この日本人スターは打って、投げて、最後の3つ目は控えめながら守るという稀な才能を持つメジャーリーグ最大級の大物だ」と絶賛。 「大谷が先発予定の日。地球は(天候を)調整し、神々は、このツインシティ(ミネアポリス地域の愛称)を微笑みながら見下ろし、この天才が、初めてシーズン200奪三振を達成する瞬間と、指名打者として7回にタイムリーヒットを打つところを目にするチャンスをこっそりとファンに与えてくれた」と表現した。 同紙は、5回二死からチーム初ヒットを放ったルイス・アラエスの声を紹介。 アラエスは、「彼は今メジャーリーグで最高の投手の1人。彼は100マイル(約161キロ)を投げることができる。彼が望めば90マイル(約145キロ)を投げることができる。彼が望めばホームランを打つこともできる。優れた先発投手であり優れた打者だ。彼はすべてのことができる。私は、打席で自分の仕事をまっとうしようと考え、ようやくレフトにヒットを打つことができた」と大谷に敬意を表した。 大谷の先発予定は残り2試合。次戦は、中5日で29日(日本時間30日)のアスレチックス戦が予定されている。