【レパードS展望】真夏の3歳ダート重賞、平坦で先行力が活きる
今年で16回を数える3歳限定のダート重賞。創設当初は人気決着が多く、第1回から8回連続で1・2番人気のいずれかが勝利していたが、第9回以降は様相が変わって波乱が多くなっている。 【写真】ブルーサンこれまでの軌跡 1.先行力は必須 過去10回で、4角1番手の馬は[2-3-2-3]で複勝率70.0%。また勝ち馬10頭中、6頭は4角2番手以内だった。小回り平坦コースなので後方に置かれると勝ち負けに加われないことが多い。 2.前走1勝クラスは頭までは厳しい 過去10回で、前走が1勝クラス(500万下)だった馬は[0-4-1-30]で勝ち馬はいない。前走でユニコーンSやジャパンダートダービーといった重賞を経験していた馬か2勝クラスを勝ち上がってきた馬が頭での狙い目となる。 3.キャリア数に注目 過去10回で、キャリア5戦以下だった馬は[0-4-2-26]で複勝率18.8%、10戦以上の馬は[0-1-0-23]で複勝率4.2%。好走馬の多くはキャリア6~9戦の馬だった。 ブルーサンは前走で古馬相手に果敢に先行したが、相手が悪かった。同じ3歳馬同士ならキャリア的にもこの馬が力上位で、逃げて押し切りまで十分ありそうだ。巻き返しを期待したい。