第1話場面写真

簡秀吉と西山潤がW主演を務める「好きやねんけどどうやろか」(毎週木曜夜0:54-1:24、読売テレビ)の第1話が1月11日に放送された。栄枝(簡)が久志(西山)に一目惚れして心奪われているようすが描かれた。ときめいている栄枝に見ているほうもキュンキュンとさせられ、SNSでも「表情がコロッコロかわる松本栄枝かわいすぎてたまらん」「登場人物みんなかわいかった～」と視聴者の声が寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】簡秀吉“栄枝”の料理を食べて微笑む西山潤“久志” ■「好きやねんけどどうやろか」とは 同作は2013年より連載開始された漫画「好きやねんけどどうやろか」(千葉リョウコ/海王社)が原作のBLコミック。家庭的な小料理屋を舞台に、誰とでもフレンドリーに話すことのできる肉食系関西弁イケメン店主・松本栄枝(簡)と、東京から転勤してきてきたものの関西の空気に馴染めない真面目なバツイチサラリーマン・曽我久志(西山)による、愛おしくももどかしい“ムズキュンラブストーリー”となっている。 栄枝と3年前に別れた元恋人・中津瑞樹役に奥野壮、また久志と同僚で大阪生まれ大阪育ちの歯に衣着せぬ物言いが特徴的なキャラクター・神田数代役に村瀬紗英、さらに栄枝と長年の付き合いがあり、良き理解者ともいえる幼馴染・龍田要役には、堀家一希が抜擢。これらのキャストはいずれもドラマオリジナルキャラクターとして登場し、栄枝と久志の周囲を取り囲む主要キャラクターとなる。 ■店にやってきた久志に栄枝は一目惚れする 松本栄枝は母親が遺した大阪下町・路地裏にある安くて美味くて家庭的なメニューを出す小料理屋「たまえ」を切り盛りする若き店主。コテコテの関西弁を使う栄枝は、老若男女問わず誰にでもフレンドリーな性格で、居心地の良いお店はいつも常連で賑わっていた。そんな「たまえ」に東京から大阪に転勤してきたバツイチサラリーマン・曽我久志が、上司に連れられてくる。栄枝は自分が作った料理を綺麗に食べる曽我を見て一目惚れをしてしまう。 ある日、常連客にアスパラガスを勧められたもののアスパラガスが苦手だと言う久志に、栄枝が「まだ、遅ないんとちゃいますかね。人間いくつになっても変われるんちゃいますかね」と言う。そして、栄枝がアスパラガスの豚肉巻きの串揚げを出すと、久志は問題なく食べられて「あ～美味しかったー！ありがとうございます」と栄枝に言う。 ■栄枝「曽我さん、好きやねんけどどうやろか？」 スマホを忘れた久志が閉店した「たまえ」に戻ってくる。雨が降っていたため濡れた眼鏡を外して拭き、眼鏡を外した久志の姿に栄枝は心を奪われる。 久志はアスパラガスについて栄枝のおかげで変わることができたとお礼を言い、昔、ある人に本心が見えないと言われたことを話す。「周りから人当たりがいいって言われるのは自分の頑固な部分に人を立ち入らせないための壁を作っているだけで、自分が変わるきっかけを自分から手放してばっかりの人生で。でも、今日、栄枝さんがああ言ってくれてそれを素直に聞こうと思える自分が居て、すごく、すごい嬉しかったんですよね」と言う久志。 久志の話を聞いて栄枝は「せやったら！まだ変われますよね」と言う。栄枝は心の中で「あかん！」と自制しつつも「俺は曽我さんにもっと好きになって欲しいです。大阪のことも俺のことも」と続け、久志は静かに驚く。さらに栄枝は心の中で「これ以上は、言うたら！」と葛藤しながらも久志に「曽我さん、好きやねんけどどうやろか？」と聞くのだった。 栄枝が久志の挙動のひとつひとつに心掴まれていることが伝わってきてキュンキュンとさせられた。SNSでも「表情がコロッコロかわる松本栄枝かわいすぎてたまらん」「簡さん、大型犬、、ずっと大型犬…」「登場人物みんなかわいかった～」と視聴者も心掴まれているようすが覗われた。 ◆構成・文＝牧島史佳