米穀店も「正直びっくり」コメ価格上昇そのワケは 専門家が指摘、価格安定化の懸念材料は『ダム貯水率』
現在は仕入れ状況に大きな変化はないものの、新米の時期まで大丈夫か心配しています。 ■今年の夏も猛暑か、さらに心配なのは… さらに、コメの品質を左右する天候について、中村教授は、今年の夏も猛暑が見込まれ、心配なことがあるといいます。 宮城大学食産業学群 中村聡教授: 「宮城県ではダムの貯水率が例年に比べて低くなっている。そこがコメ作りに今後どういうふうに影響するのか」 宮城大学の中村教授によりますと、現在コメの価格上昇がみられても今年の新米の時期に流通が増えれば価格も安定する見込みはあるそうです。 一方、すでに全国で気温の高い日が続いていることに加え、農業用水の不足が重なると、コメの収穫量や品質に影響が出て、再び価格上昇につながるのではないかとしています。
東北放送