空港だけじゃない！「鉄道のまち」PR…模型操縦やジオラマも
JRと南海の2社の路線が並行する大阪府泉佐野市の鉄道の魅力をPRしようと、同市役所1階で鉄道の模型や写真などが展示されている。来年3月末まで常設する。
市内にはJR阪和線や南海本線などが通るほか、日根野にJR、羽倉崎に南海の車両基地もある。
こうした「鉄道のまち」としての市の魅力を発信しようと、鉄道ファンの峯和弘政策監が、市全体で取り組む事業について話し合う庁内会議の場で提案。鉄道模型などを販売する市内の「大松商事」に、展示物の設置や運営を委託した。
コーナーには、南海の7100系が市内を走る姿をおさめた写真や、南海泉佐野駅で実際に使われた駅名看板など計約200点が並ぶ。昭和レトロな泉佐野市内を再現したジオラマでは、南海やJRの鉄道模型を自由に操縦することができる。
峯政策監は「鉄道は子どもからお年寄りまで人気がある。コーナーを拠点にして、泉佐野を『鉄道のまち』としてPRしていきたい」と話した。 市では今後、展示内容の入れ替えや企画展なども開催する予定という。
