今季は長崎復帰後にB1リーグ戦23試合に出場したディクソンジュニアタリキ［写真］＝B.LEAGUE

　B1リーグの長崎ヴェルカは6月27日、ディクソンジュニアタリキが今シーズン限りで契約満了となり、2024－25シーズンから仙台89ERSへ移籍することを発表した。 　愛知県出身で9月に26歳の誕生日を迎えるディクソンは、181センチ85キロのポイントガード。中部大学第一高校から日本体育大学へと進学し、2021－22シーズンから当時B3の長崎に加入すると、2023－24シーズンはB2の熊本ヴォルターズに約1カ月間在籍。シーズン途中に再び長崎に復帰し、B1リーグ戦23試合の出場で、1試合平均1.4得点1.0リバウンド0.6アシストをマークした。 　今回の移籍発表に際して、ディクソンは長崎の関係者への感謝を示しつつ、「これから先の僕のキャリアでまた長崎ヴェルカでプレーできるチャンスがあるかはわかりませんが、いつかまたプレーしてほしいと皆さんに思ってもらえるような選手になれるようにこれからも引き続き成長していくので応援のほどよろしくお願いいたします」と、クラブ公式サイトを通じてコメント。 　また、新天地となる仙台のファンに向けては、「得意なディフェンスで“Grind!”するのはもちろんのこと、『ナイナーズに来てくれて良かった』と思っていただけるように、日々努力してチームの勝利に貢献できるように闘っていきます」と活躍を誓った。